体にいいと評判のレンコンパウダーを使ってみたら上手く溶けない…
飲み物に入れたらだまになってしまったという事が多いです。
これ、きれいに溶かすにはどうしたらいいのでしょうか?
せっかく体にいいレンコンパウダーですから、こんな事でストレスを感じないで食べたいですよね。
そこで今回はレンコンパウダーを上手く溶かす方法と、おすすめの使い方をご紹介していきます。
レンコンパウダーがダマにならないようにするには
レンコンパウダーはお茶とかコーヒーとか、飲み物に入れて飲むのが簡単だよ~と言われていますよね。
しかし温かい飲み物の場合、パウダーを入れたらだまが出来てしまった!という事が多いです。
味噌汁の時もそうです。
そこで、まずはレンコンパウダーがだまにならない溶かし方のコツをご紹介しますね。
レンコンパウダーは少しずつ入れる!
レンコンパウダーを飲み物に入れる時は、薄―く表面に膜を作るように振りかけて混ぜる、振りかけて混ぜるを繰り返しながら入れて下さい。
レンコンパウダーを飲み物に入れる時、スプーンでパウダーを一気に入れるとだまになってしまいがちです。
コーヒーに砂糖を入れる感覚でレンコンパウダーを入れると固まってしまって溶けませんよ!
また、一ヵ所に集中してパウダーを入れてしまうとダマになって固まりやすいです。
表面にまんべんなく薄く振りかけるように入れて下さいね!
レンコンパウダーを入れたらすぐ混ぜる!
レンコンパウダーを温かい飲み物に入れるとすぐに固まっていきますので、パウダーを入れたらすぐに良く混ぜて下さい。
先程ご紹介したように、少し振りかけたらすぐに混ぜて下さいね!
可能なら飲み物を混ぜながら少しずつ振りかけて入れると溶けやすいです。
一番確実なのは先にレンコンパウダーを溶いておく方法
レンコンパウダーが一番だまにならない方法は、あらかじめ少量の常温の飲み物や水でレンコンパウダーを溶いておく事です。
カップにレンコンパウダーを溶いておいて、そこに熱いコーヒーやお茶を注いですぐに混ぜればダマになって溶けないという事はないですよ。
もし飲み物がぬるくなってしまうのならレンジでチンすればいいのですが、レンコンパウダーを混ぜた飲み物をレンジにかけるとものすごく泡が出て溢れますので気を付けて下さい。
レンジにかける時は様子を見て、溢れそうなら止めて下さい。
そして味噌汁の場合は冷ました少量の味噌汁にレンコンパウダーを溶かしてから、食べる直前に味噌汁に加えて混ぜて下さい。
パウダーを溶かす味噌汁が多いとぬるくなりますから、大さじ2杯位の味噌汁に溶かして入れるようにして下さいね。
インスタントコーヒーやスープなら溶かす前に混ぜておくのも!
インスタントコーヒーやスープに入れて飲む事もありますよね。
この場合、顆粒の状態のコーヒーやスープにパウダーを混ぜておいてからお湯を注いでもダマができにくいです。
ただしコーヒーやスープの素とレンコンパウダーは良―く混ぜておいて下さい。
よく混ざっていないとパウダーが固まってだまが出現します
そしてお湯を注いでからもすぐに良く混ぜて下さいね!
レンコンパウダーが上手く溶けないのはなぜ?
レンコンパウダーはレンコンを丸ごと粉にしたものです。
水に溶けない食物繊維も入っていますから、完全に溶けるものではありません。
そして冷水には溶けにくいです。
溶かすなら温かいものに入れる方がいいです。
ただ、市販のものは小麦粉のような細かい粒子になっていますから、溶け残っても気になる程ではないですよね。
問題は溶かした時に固まってダマになる事です。
実はレンコンパウダーがだまになってしまう原因は、レンコンに含まれるデンプンのせいです。
実はレンコンはデンプンが主成分。
もちろんレンコンパウダーにはデンプンが多く含まれています。
デンプンは水と混ざると膨張します。
そこに熱が加わると餅のようにベタベタの物体になります。
この性質により、レンコンパウダーが飲み物にまんべんなく混ざっていない状態で熱が加わると、飲み物の中のデンプンがある所だけ餅のように固まってしまうのです。
レンコンパウダーを一気にドバっと液体に入れたり、少しのパウダーでもすぐに混ぜなければ水分を吸ったデンプンが熱で固まってダマになってしまいます。
これは片栗粉で料理にとろみを付ける時に失敗するのと同じ事です。
こういった理由から、一番ダマになりにくいのはレンコンパウダーを常温の液体で溶かしてからお茶やコーヒーを加えてよく混ぜる方法となります。
レンコンパウダーのおすすめの食べ方と使い方!
レンコンパウダーは飲み物に混ぜると手軽に摂れると言われています。
しかし、ここまで見てきたように、お茶とかコーヒーとかの温かい飲み物に混ぜると変な塊が出来るので面倒くさい。
そして冷水には溶けにくい。
味やクセがないと言いますが、片栗粉を飲み物に混ぜるような感じなので口当たりや味が多少なりとも変わります。
コーヒーやお茶に入れるのは個人的に違和感なく飲めるとは言い難いです。
そこで、レンコンパウダーが無理なく食べられるおすすめの食べ方をご紹介したいと思います。
飲み物ならスムージーや飲むヨーグルトなど
お茶やコーヒーはサラサラした口当たりですから、ここにレンコンパウダーを入れると微妙な感じになります。
要するに美味しくなくなります。
なので飲み物に入れるなら味が強く、質感がトロっとしているような物がおすすめです。
誤魔化しが効くので冷たくてパウダーが溶けにくくても、こういった物なら気になりません。
例えばスムージーとか飲むヨーグルトはパウダーが混ざっていると感じにくいです。
他にも野菜ジュースや100%のフルーツのジュース、甘酒も違和感なく飲めますよ。
やっぱり味噌汁!
味噌汁はレンコンパウダーと味噌の風味の相性がよく、おいしいです。
そして具材が入っているので、レンコンパウダーでとろみがついても食べやすいですよ。
ただしだまにならないよう注意する必要があります。
一番はヨーグルト!
ヨーグルトに混ぜて食べるのが一番おすすめです!
簡単ですし、混ぜてしまえば粉感も感じません。
そして乳酸菌食品にレンコンパウダーを混ぜると免疫効果がアップすると言われています。
ヨーグルトなら『簡単・食べやすい・免疫力アップ』の3つを叶える事が出来ますね!
ちなみに味噌汁でも免疫力アップ効果があると言われています。
キムチもアリ!
液体の食べ物だけでなく、キムチにかけて食べるのもアリです。
キムチは他の漬物と比べて食卓に出す時も汁気が多いので混ざりやすいです。
そしてレンコンパウダーを混ぜてもビクともしない味と匂いの存在感。
さらにキムチは乳酸菌が多いですから、ヨーグルトと同じように免疫力アップ効果も期待できますよ。
他にもレンコンパウダーはこんな使い方がある!
ここまでレンコンパウダーを飲み物や食べ物にかけて混ぜるという食べ方をご紹介してきましたが、料理を作る段階で混ぜてしまう使い方もあります。
例えば
- ホワイトソースにレンコンパウダーを混ぜたグラタン
- カレーやシチューのル―と一緒に混ぜる
- ハンバーグのタネに混ぜ込む
- ホットケーキミックスにレンコンパウダーを混ぜたホットケーキ
ホットケーキに混ぜる時は、ホットケーキミックス150gに対してレンコンパウダーは小さじ2杯入れて下さい。
こんな感じで混ぜてしまえばパウダーが溶けない心配をする必要は無くなりますよ。
最後に
レンコンパウダーは商品によっては「必ず加熱して下さい」と書いてある物があります。
よく確認して、加熱が必要なものは火を通して食べるようにして下さいね!
以上です!