濡れた靴を早く乾かす方法 夜の間に乾く対処法と臭い対策もご紹介

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雨の日に通勤通学で靴が濡れて中までビショビショになる事がありますよね。
特に小学生から高校生の人は徒歩や自転車通勤が多いですので、雨が降るたび靴が濡れてしまう事が多いです。

靴はなかなか乾かないものですが、濡れた靴を早く乾かす方法があります。
濡れた靴を翌日も履かなくてはいけない場合は、夜のうちに早い段階で対処しないといけませんよね。
放置すると臭いも発生します。

こちらで乾かし方をご紹介していきますので、一緒に手順を確認していきましょう。

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濡れた靴を早く乾かす方法

ひどい雨の日は靴の中までびしょびしょに濡れてしまう事があります。
子供に至ってはわざわざ水たまりに濡れに行ったりするものですから、家族としてはたまったもんじゃありませんよね。

そうでなくても突然のゲリラ豪雨で濡れてしまう事もあります。
中まで濡れた靴を早く乾かす方法を確認しましょう。

靴を早く乾かす方法

①まず、中敷は外せるものは外して、靴本体とは別にして乾かしましょう。
スニーカーなど洗える靴は、時間があれば靴を洗って泥汚れを流します。

②スニーカーなどであれば、洗濯機で脱水にかけます。

ここで脱水するのは早く乾かすのにとても効果的です。
靴からポタポタと水が垂れるようなら、どんなに晴れた日に天日干ししても1日では乾かないですよ。

靴で洗濯機が傷みそう、それ以前に靴を洗濯機に入れる事に抵抗があるという場合は、いらないタオルで靴を包めばいいかと思います。
その場合は脱水中にタオルが外れないように輪ゴムなどで留めておきましょう。

※パンプスや革靴など型崩れが心配な靴はもちろん脱水せず、タオルやぞうきんでよく水分をふき取りましょう。

③脱水して水気を切ったら、新聞紙を丸めて靴のつま先からかかとまで詰めていきます。
つま先の奥からギュウギュウに詰めます。
新聞紙のインクが気になるなら、丸めた新聞紙をキッチンペーパーで包むといいです。

④靴に新聞紙を詰めたら、つま先を上にして斜めに立てかけておきましょう。
この置き方をするのは、つま先に重力で水分が集まるのを防ぐためと、平らに普通に置いておくと靴によっては靴底にカビが生える原因にもなるからです。

⑤さらに靴に扇風機の風をあてたり、寒い時期ならエアコンやファンヒーターなどの風があたる所に置いておきます。
ファンヒーターの風を当てる場合は熱い風が当たり続けると靴が傷む可能性がありますので、適度に距離を離しましょう。

⑥30分位したら新聞紙を新しい物に交換します。
その後も面倒ですが何回か新聞紙を交換しつつ、風を当て続けます。

翌日には「履けるかも」と思える位乾くと思いますが、念のためもう1日風通しのいい所で乾燥させるといいですよ。

注意:新聞紙はマメに交換すべし!

靴に詰めた新聞紙が水分を吸い取ってくれるので乾きが早くなります。
ですが、同じ新聞紙を入れっぱなしはダメです。
水を吸って湿った新聞紙が常時靴の中にある状態では乾きません。

本当に面倒ですが30分に1回位のペースで新聞紙を新しい物に交換しましょう。
乾いた新聞紙にどんどん水分を吸収させるのです。

そして寝る時には新聞紙の交換ができないですから、新聞紙は靴から外して扇風機で風を当てておきましょう。

新聞がない場合

新聞紙がなければフリーペーパーやマンガ雑誌でも代用可能です。
表面がツルツルした紙だと吸収力がよろしくないので、紙質が新聞紙のような物であればOKですよ!

靴を夜のうちに乾かすには?

どうしても濡れた靴を明日履かなくてはならない!という場合もありますよね。
そんな場合は熱の力を借りましょう。

熱を加えて靴を乾かす場合、素材によっては靴がダメになってしまうものがあります。
高い靴や「これは傷むかもしれない」と思われる素材で出来たものにはしないでおきましょう。

布団乾燥機を使う

布団乾燥機には靴を乾かす力があります。
機種によっては靴を乾燥させる用に二股に分かれたホースの先?が付いている物があります。
二股のホースの先が付いていなくても、レジ袋やごみ袋を使って乾かす事ができます。

布団乾燥機で靴を乾かす方法

①靴は新聞紙を詰めて、ある程度水分を取っておく。

②靴から新聞紙を取ってレジ袋に入れる。

③袋の口に布団乾燥機のホースを入れる。

④袋の口をしばる。温風が抜けるよう少し隙間を開けておく。

⑤布団乾燥機スイッチオン!

大体30分~1時間位で乾きます。
ある程度乾いてから靴を立てかけておけば翌日には履ける状態になっています。

使い捨てカイロを使う

時期によっては家に用意がない物ですが、使い捨てカイロを靴に入れておくとカイロの熱で水分が蒸発して乾きが早くなります。
使うのは普通の使い捨てカイロです。
靴用ではありません。

使い捨てカイロで靴を乾かす方法

①これも新聞紙を靴に詰めてある程度水分を吸収させておきます。

②カイロを靴のつま先の方まで入れましょう。
レギュラーサイズのカイロを使うといいのですが、ミニサイズであれば片足2個ずつ使えばいいでしょう。

③カイロだけでもいいのですが、更に扇風機で弱い風を当て続けるとよく乾きます。
たまに様子を見ながら、それでも放置しておくだけでいいので楽ですよ。

カイロは最高温度が60℃以上になります。
素材によってはこの温度で何も起こらないとは言えませんので、高い靴にはしない方がいいですよ。

ちなみにヘアドライヤーで乾かす事も出来るかと思いますが、ドライヤーを靴に突っ込んで火花が出る事があります。
(筆者がやらかしました)
危険ですし火事になる恐れもありますので止めておいた方がいいかと思います。

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靴を乾かす時の臭い対策は?

雨に濡れた靴を乾かしたらニオイが気になる…そんな事もあります。
やっぱり臭い靴を履くのは抵抗がありますし、靴を脱いでからも嫌です。

靴が臭くなるのはニオイの元となる雑菌が原因です。
こいつらが増えると靴は臭くなります。

まずはにおいを防ぐため、靴の乾燥中に対策をしておきましょう。

濡れた靴のにおいの発生を抑えるには

靴は完全に乾燥させる

靴が生乾きの状態や乾ききっていない状態だと雑菌が大繁殖します。
乾ききっていない靴を履くと、足の汗も加わり、雑菌は大喜びで増えていきます。
ですのでニオイを防ぐためには完全に乾いてから靴を履くようにしましょう。

10円玉で殺菌

よく使われる技ですが、乾燥中の靴に10円玉を入れておくとにおいの発生を防ぐ効果があります。
10円玉の銅に殺菌作用がある為、においの元である菌の増殖を防いでくれるのです。
足の大きさにもよりますが、新聞紙と一緒に片足50円くらい入れておくといいですよ。

しかし!
これらはまだ臭くない靴のニオイを防ぐ方法!
すでに臭くなってしまった靴は雑菌が大繁殖している状態!
これは洗った上で殺菌しないと臭さは収まりません!

濡れた靴が臭くなってしまった場合の対処法

正直面倒ですが、濡れて臭くなった靴を消臭するには洗うしかありません。
スニーカーなどは自宅で洗えますが、革靴は自分で洗うのは危険ですのでクリーニングに出しましょう。

やり方をご紹介します。

①靴を40℃位のお湯で洗濯用洗剤や靴用の洗剤で洗う。
靴洗い用のブラシやたわしで靴の中をしっかり洗いましょう。

②洗ったらお湯でよくすすぐ

③バケツに50℃位の熱めのお湯を用意して、粉末の酵素系漂白剤(ワイドハイターなど)を入れて溶かす。
酵素系漂白剤の使う量はパッケージに表示されている分量でOK。
液体よりも粉末の酵素系漂白剤の方がパワーがありますので、こちらを使います。
ちなみに酵素系漂白剤は色落ちしませんのでご安心を。

④バケツのお湯に洗った靴を投入して1時間程おく。

⑤その後、よーくすすいで風通しのいい所で天日干しします。
洗濯機で脱水後に干すとやっぱり乾きが早いです。
また、日光に当てると紫外線による殺菌効果も期待できます。

⑥しっかり乾いたら完了!

臭くなってしまったら、原因となる雑菌を退治しなくては効果がありません。
洗わないで消臭スプレーなどで対応するのは限界があり、無理です。

まとめ

濡れた靴は早く乾かさないとニオイだけでなく傷みの原因にもなります。
家に到着したら早い段階で靴を乾かすようにしましょう。

今回ご紹介した乾かし方だけでなく、靴が濡れてしまう頻度が高いのなら靴用のドライヤーというものもありますので、そういった物の購入を検討するのもいいかもしれません。

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