赤ちゃんが生まれてから初めての節句に初節句のお祝いをします。
女の子の場合は3月3日の桃の節句、男の子は5月5日の端午の節句に行いますね。
初節句をするのは1年の内で時期が決まっています。
しかし生まれてすぐにこういった行事をするのは非常にあわただしいですよね。
まだ生まれて1ヵ月や2ヵ月であればいろいろ大変ですし、初節句は来年に持ち越ししたいところ。
1歳になってから初節句をしてもいいのか、そもそも生後何日過ぎてから行うものなのか、疑問に思っている方は一緒に確認してきましょう。
そして雛人形や兜はいつ買うものなのかも見て行きましょう。
初節句は来年の1歳になってからでもいい?
初節句のお祝いは、生まれてから初めての節句にするものです。
ですが、初節句に近い時期に誕生した赤ちゃんであれば首も座っていない状態。
お母さんも出産後の体調が不安な時期です。
正直言ってそんな状態で初節句のお祝いなんてするのはツライです。
「できる事なら来年にしたい…」
そう思いますよね。
初節句は誕生の翌年でもOK
初節句は翌年に持ち越しても問題ありません。
生まれてから節句まで期間がないような場合は来年に延期します。
生後3ヵ月位までに初節句を迎えるようであれば来年にすることが多いですよ。
これは準備する期間がなくてバタバタになってしまうから、という事もありますが、産後間もない時期は赤ちゃんもお母さんも体を大事にしなくてはいけない時期だからという理由もあります。
初節句はいつするものなのか?
では、一般的に生後何日を過ぎたらするものなのかというと、
初節句は『お宮参り』が終わってからします。
お宮参りは正式には男の子は31日目、女の子は生後32日目です。
一般的にはその日数から大体生後3ヵ月位までにお日柄や天候、体調に合わせて都合のいい日にお宮参りを行います。
このお宮参りの後に初節句です。
そして地域によっては『初節句は初めてお正月を迎えてからする』所もあります。
あと、こういう事は赤ちゃんの健康の事もそうですが、お母さんが床上げが済んで体調が安定してからにした方がいいですよ。
初節句の準備をしたり赤ちゃんのお世話をしたり、ここで無理をすると後々心身共にこたえます。
赤ちゃんとお母さんの負担を考えて、生後3ヵ月過ぎた後であっても状況次第で初節句は来年にしてもいいでしょう。
初節句の雛人形や兜はいつ買う?
初節句のお祝いを来年にする場合でも、雛人形や兜、鯉のぼりなどは今年の節句時期に用意したほうがいいのでしょうか?
何となくこういった物だけでも用意した方がいいような気もします。
が…
これも急いで用意しなくてもいいのですよ。
いつ頃に買わなくてはいけない!生まれたらとにかく初めての節句までに用意!という決まりはありません。
お雛様も兜も鯉のぼりもいつ購入してもいいのです。
こういった人形類や置物は値段も高いので、急いで『もう何でもいいや!』と買うと後悔する事があります。
また、時期的にお店に気に入った物の在庫がない事も考えられます。
じっくり来年に向けてどんな物がいいか考えて、気に入った物を早めに予約する方がいいでしょう。
デザインの好みの他、飾る場所やしまうスペースなどを考えて、来年を見据えて急がず余裕をもって用意すればいいですよ。
まとめ
赤ちゃんの成長を願う気持ちには、初節句のお祝いをいつするかは関係ありません。
大事なのはお母さんと赤ちゃんの健康です。
最後にざっくりまとめます。
・生後3ヵ月位までであれば、初節句は来年にすることが多い
・初節句よりお宮参りが先
・地域によってはお宮参りと初正月を迎えた後に初節句をする
・初節句を来年にする場合、今年の節句に急いで雛人形や兜を用意しなくてもいい
以上です。
赤ちゃんが生まれたばかりの時期は母子ともに大事にしなくてはいけませんから、来年のお祝いを楽しみにして、安静にしていましょうね。