チョコレートのレシピで子供と一緒に手作りできるのは?ケーキを作るならコレがおすすめ

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バレンタインが近付くとお子さんがチョコレートのお菓子を手作りしたいと言う事がありますね。
小学校も高学年になれば一人で作れるようになりますが、それよりも小さな子供や料理するのに慣れていない子の場合、大人が一緒に作ってあげないと心配です。
レシピも子供に主導権を握らせて作るのであれば簡単なものでないと作れませんよね。

そこで、子供と一緒に作れるレシピのポイントと、チョコレートの作り方をいくつかピックアップしてみました。
早速ご紹介していきますね。

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チョコレートのレシピで子供が作りやすいもののポイント

初めて子供が料理をするならできるだけ簡単なものからですね。
簡単とはいっても、レシピが単純に書かれていて材料が少なくても上手くいかないものがあります。
こういったものは子供だけでなくお菓子作りに慣れていない大人が作っても失敗します。
ですので最初は避けた方がいいです。
具体的にどんなものか紹介しますね。

失敗しやすいお菓子① 粉を使うもの

小麦粉を使うものはかなりの確実で失敗します。
例えばケーキやクッキーですね。
混ぜる時にダマになりますし、スポンジケーキなどは上手くふくらみません。
クッキーもさっくりせず固かったり、外は焦げているのに中が生焼けになったりします。
一発目で成功する事は限りなく0パーセントですので、慣れない子供が作るのであれば避けた方が無難です。

例外としてパウンドケーキやブラウニーは失敗しづらいので比較的作りやすいです。
これらを作る場合は大人がきちんと誘導してあげてくださいね。

失敗しやすいお菓子② オーブンを使うもの

これはお持ちになっているオーブンのクセにもよるところがあります。
例えばレシピ通りに200℃で30分焼いても焼きムラがあったり焦げたりします。
焼きあがってウキウキしながらオーブンを開けて失敗していた時、ショックです。

いずれも経験を重ねてポイントを押さえれば上手くいくものですが、慣れていない人は当然ポイントを上手く抑えられませんし、何回も使ってみないとオーブンのクセがわからないものです。
そしてオーブンで焼くお菓子は手順も多めです。
ある程度お菓子作りの経験を積んでからの方が一緒に作る大人も安心です。

チョコレートの子供と一緒に手作りできるレシピは?

子供がチョコレートのお菓子を作るなら断然簡単で失敗が少ないもの!
ですので『溶かす』『混ぜる』『固める』だけのものにしましょう。
その条件がそろったチョコレートのお菓子をご紹介しますね。

コーンフレークのチョコクランチ

【材料】
・板チョコ2枚
・コーンフレーク 大さじ10杯位

溶かしたチョコレートにコーンフレークを入れてからめて、オーブンシートの上にスプーンでチョコを一口大に落とす。
冷蔵庫や涼しいところでチョコを固めたら完成!

チョコレートの溶かし方

溶かし方は2種類あります。
やりやすい方で試してみてください。

湯せんにかけて溶かす。
  1. チョコレートを直接火にかけず、50℃のお湯で温めながら溶かします。
  2. ボウルに刻んだチョコレートを入れて、その下にお湯を入れたなべを置きます。
  3. チョコレートのボウルの底がお湯につかるようにしてチョコレートを温めながらゴムベラでかき回します。

注意したいことはお湯がチョコレートのボウルに入らないようにする事です。
チョコレートにお湯が入ると分離してしまいます。

チョコレートを溶かすのは一見簡単そうですが、実は奥が深いです。
湯せんでチョコレートを溶かす時の詳しいポイントはこちらをご覧ください。
⇒チョコレートの湯煎でうまく溶けない原因は? 失敗しないコツや復活させて再利用する方法

レンジでチョコを溶かす

これは注意が必要で、ちょっとずつやらないと焦げます。
一気に溶かそうと思うと失敗しますので慌てずに。

  1. 耐熱容器に刻んだチョコレートを入れ、電子レンジ(500W~600W)で40秒~1分あたり温めます。
  2. それを取り出してゴムベラで混ぜていると溶けていきます。
  3. 溶けずに固い所があればまず一回『10秒加熱⇒かき混ぜる』をしてみましょう。
    それでも溶けなければ再び『10秒加熱⇒かき混ぜる』をします。

一気に加熱しすぎると失敗するのでちょっとずつ…ちょっとずつ様子を見ながら注意深く溶かしましょう。

筆者の経験から言いますと、チョコを溶かす時は湯せんの方が失敗しにくいです。
ポイントさえ押さえれば上手くできます。
レンジで溶かすのは簡単そうですが、チョコが焦げてダメになる率が高いです。

簡単生チョコ

意外と生チョコも初心者向けですよ

【材料】
・板チョコ 5枚
・生クリーム(動物性) 100ml
・粉のココアや粉砂糖 適量

  1. 生クリームをなべに入れて火にかける。
  2. ふつふつ沸騰しだしたら火を止めて刻んだチョコレートを入れる。
  3. 泡立て器でゆっくり混ぜながらチョコを溶かしていきます。
    (溶け切らなければ湯煎にかける)
  4. オーブンシートをしいたバットに流し入れて表面を平らにならす。
  5. 冷蔵庫で冷やし固めたら(1時間以上)バットから出して包丁で切り分けます。
  6. お好みでココアパウダーや粉砂糖をふります。

生チョコも固まらないというトラブルが発生する事があります。
事前に分量や作り方のポイントを確認しておいて、いざという時に大人がポイントを押さえたアドバイスができるといいですね。

生チョコの作り方のポイントはこちら
⇒生チョコが固まらない原因は? 対処法とアレンジして再利用するリメイク方法をご紹介

チョコレートのケーキで子供と作れるのは?

チョコレートケーキを作りたいと子供が言っている…
でもケーキともなると難易度が一気にあがります。
最初から小麦粉を使って作るのはまず無理があります。

そんな時は土台にビスケットなどを使い、クリームを塗ったり挟んだりして組み立てる方式のケーキを作りましょう。
一つご紹介します。

徹子のスペシャルケーキ

これはテレビで黒柳徹子さんが紹介していた簡単チョコレートケーキの作り方です。

【材料】

土台用
・あまり甘くないビスケット(マリーとか) 10~12枚
・牛乳 とりあえずマグカップに1杯

クリーム用
・生クリーム200ml
・板チョコ 1枚
・砂糖 大さじ3杯
クリームは市販のホイップクリームのチョコレート味があればそれを使ってもいいと思います。

■チョコレートクリームの作り方

  1. チョコレートを溶かしてゴムベラでよく混ぜ合わせます。
  2. そこに生クリームを少しずつ入れて混ぜていきます。
  3. チョコ入り生クリームのボウルの底に氷を当てて、ハンドミキサーで泡立ててホイップクリームを作ります。

■土台の準備とケーキの形成

最後にケーキをラップでくるむので、あらかじめラップを広げておきます。

  1. ビスケットを牛乳に浸し、崩れない程度にしんなりさせる。
  2. 2枚のビスケットの間にクリームを挟む。
    続けてクリーム、ビスケット、クリームとどんどん重ねていく。
  3. 全体にクリームを塗ってラップでくるむ。
  4. 冷蔵庫で3時間以上冷やしたら完成!

クリームが余ったらパンに塗ったりして早めに食べましょうね。

徹子のスペシャルケーキはオーブンを使いませんので子供でも作りやすいかと思います。

どうしても粉とオーブンでケーキを作りたい場合

「徹子のスペシャルケーキは嫌だ!こんなんじゃ私の実力を発揮できない!」
「ケーキは粉を使ってオーブンで焼くもんなんだ!」とお子さんが譲らなかった場合、オススメがあります。

無印良品の製菓キットです。
これなら混ぜて焼くだけ、型までついてきます。
どうしてもという場合は利用してみてはいかがでしょうか?

自分でつくる ガトーショコラ 1台分

自分でつくる ブラウニー 1台分

最後に

以上、お菓子作りに不慣れな子供も作りやすいバレンタインデーのお菓子のご紹介でした。

はじめにご紹介した通り、いろいろなお菓子のレシピを見て「成功率の低いもの」を除いていけば案外うまくいくのではないでしょうか。
簡単なものから初めて、段々と手順が多いものにチャレンジしていけばいいと思います。
最初から失敗を重ねるより、成功して作る喜びを味わって行くとお料理が好きになるかもしれませんね。
楽しいお菓子作りができるといいですね。

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