梅シロップの梅の実はいつ取り出す?入れっぱなしはダメ?しわしわでも食べられる?

梅シロップを作った後、梅の実は取り出す方がいいのでしょうか?

多くの人が完成後は梅の実を取りだすと言いますが、入れっぱなしではダメなのでしょうか?
出すとしたら梅を取り出すタイミングはいつなんでしょうか?
そしてこの梅の実は食べられるのでしょうか?

そんな梅シロップ完成後の梅について、ちょっと気になる毒の事も含めご案内していきます。

その他の梅しごとについてはこちら⇒梅しごとの疑問・トラブル解決まとめ

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梅シロップの梅の実はいつ取り出す?

梅シロップの作り方を調べると、完成したら梅の実を取り出すと書いてある物が多いです。
でも、レシピごとに記載されている取り出すタイミングが違います。
漬けてから1週間したら取り出すとか、1ヶ月後に取り出すとか色々です。

作り慣れていないと一体いつ取り出したらいいんじゃい!と迷いますよね。

漬けてからどれくらいで取りだしたらいいのか、その悩みをここでスッキリさせたいと思います。

梅シロップの梅の実を取り出すタイミング

梅の実を取り出す時期は、実がしわしわになった時です。

これは漬け方や保存容器を置いている環境によって梅がしわしわになる時期が違いますので、梅シロップを見て確認してください。

梅の実がしわしわになったのは、梅から十分エキスが出てしぼんでいる状態。
もうこれ以上エキスが出てくる事はありません。

梅酒だと梅が瓶の底に沈んでいますが、梅シロップの場合は沈むまで待たずにしわしわになったら取り出してしまってOKです。

梅の実によってはしわしわにならない事もあります。

しわしわにならない実の多くは漬ける時に竹串などで穴をプツプツ開けていたり切り込みを入れた物です。

また、青梅ではなく黄色く熟してきている梅を使った場合もしわしわになりません。
こういう場合は見極めが難しいですよね。

とりあえずしわしわにならない梅の場合は、梅からエキスが出尽くす目安が2週間~1ヵ月ですので、1ヵ月したら取り出すといいでしょう。

梅を取り出す時はきれいに洗って完全に乾燥させた菜箸やトングを使って下さいね。
菜箸などについた菌が入ると大事な梅シロップが腐敗してしまう事がありますよ。
菜箸は乾燥させた上、こういう↓食品に使える除菌スプレーなんかを使うとより菌の侵入を防げます。

梅シロップに梅の実を入れっぱなしはダメ?

梅シロップの梅の実、取り出さずにシロップに入れっぱなしじゃダメなんでしょうか?
梅を取り出さないで入れっぱなしでもよさそうですよね。

でも、シロップの場合は取り出した方がいいのです。
その理由をご説明します。

なぜ梅シロップから梅の実を取りだすのか?

実は梅シロップは梅酒と違い、発酵してくることがあります。

発酵するとシロップに炭酸のような泡が発生したり、フタを開けた時にシュッとガスが抜けたりするようになります。

シロップの場合アルコールが入っていないので菌の働きを抑える事ができません。

梅自体の常在菌、酵母によってまずは梅の実から発酵し、そしてシロップ自体も発酵していきます。

ですので、シロップの発酵を抑えるために梅は取り出しておいた方がいいのです。

また、梅の実自体にカビが生えてくる事があります。
特に梅が表面に浮いている時が危険です。
気づいたら白い菌糸に覆われていた…という事もありますので、エキスが出た梅の実はシロップから出しましょう。

ちなみにシロップの糖度が高いほど菌の働きは抑えられます。
そして梅を出してもシロップが発酵する可能性はありますので、不安であればこちらでご案内しているように加熱処理をしておく事をおすすめします。

⇒梅シロップに泡が出て発酵した物は飲める?対処法と濁りがある場合はどうする?

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梅シロップの梅の実は食べられる?

梅シロップから取り出した梅の実、すでにエキスが出てしまいしわしわになっています。

役目を終えた梅の実ですが、捨ててしまうのは何だかもったいないですね。
食べられるのなら食べたいです。

でもこのしわしわの梅…食べられるのでしょうか?

梅シロップの梅は食べる?

梅シロップの梅の実、捨ててもいいのですが、果肉があれば食べられます。

こちらのように種と皮だけになったスカスカでガッチガチに収縮してしまったものは無理です。

※クリックすると大きくなります

ただ、梅酒と違い梅シロップの場合、一見果肉が残っているように見えても皮と種だけになっていて、スカスカで使えない物が多いです。
これはもしかしたら使った砂糖の分量にもよるのかもしれません。
筆者が梅:砂糖を1:1で作った物は梅の中身が全て吸い出されてシオシオのカチカチのスカスカで全く使えませんでした。

もし果肉があってもシワシワの梅の実はエキスが出てガリガリに固くなっています。
この梅をそのままガリガリ食べてもいいのですが、やっぱり固くておいしくないと感じます。

そのままだとおいしくないと思うのであれば、別の物に加工して食べるのがおすすめです。

一番簡単なのは甘露煮にする事です。
煮詰めてジャムにする事もできます。

他にも料理に使ったりと色々使い道があります。
こちらで詳しくご紹介していますので、ぜひご覧くださいね。

⇒梅シロップや梅酒の梅のおいしい食べ方 活用法や保存の仕方をご紹介

梅シロップの梅の毒は平気なのか?

ここまで梅シロップの梅についてご案内してきましたが、聞いたことがありませんか?
青い梅には毒があると。
青酸カリに似た成分が青梅には含まれていると…

梅シロップの梅を食べる時、ちょっと気になる梅の毒。
これは食べても大丈夫なのでしょうか?

青梅には実際青酸化合物の毒が含まれている訳ですが、食べても全然大丈夫です。
梅シロップを漬けた後の梅であれば問題なく食べられます。

梅の毒は梅が熟すと無くなります。
梅シロップは砂糖に漬けて強制的に梅を熟させるような感じです。

そして梅自体に含まれている青酸化合物の量もわずかです。
砂糖に漬けている間にそのわずかな毒は分解されて更に少なくなっています。

更にこの毒は単独で食べると食中毒を起こしますが、梅シロップや梅酒のように糖分やアルコールと一緒にする事で無毒化されます。

ちなみに「固い青梅」を一度に食べた時の致死量は大人の場合300個、子供だと100個位です。
毒と聞いて一瞬不安になりますが、食べ過ぎなければ子供が食べても平気ですよ!

最後に

梅シロップ完成後は、シロップが発酵しないように梅の実は取り出した方がいいのですね。
そして取り出すタイミングは梅からエキスが出てしわしわの状態になってからです。
漬けてから何日後というのはそれぞれですから、毎日梅シロップの瓶をゆする時に観察するといいですね。
出来上がったシロップにはクエン酸などの梅のありがたい栄養が溶け込んでいます。
大事に保存して飲みたいですね。

その他の梅しごとに関する疑問やトラブルに関してはこちらにまとめてあります。
ご覧ください。

⇒梅しごとの疑問・トラブル解決まとめ

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