バレンタインにはチョコレートを贈る事が多いですが、中には他のお菓子や食べ物を贈る場合もあります。
そして市販の物はラッピングまできれいにされていますが、手作りする場合は全て自分で行わなくてはなりません。
手作りお菓子も定番のチョコやクッキーの他、カップケーキを作る人もいますね。
ところがこのカップケーキ、シンプルにケーキだけでもおいしいですが、バタークリームでデコレーションしたもののイメージが強いですよね。
実際にデコレーションしたものですと、クッキーやチョコに比べてラッピングに工夫が必要になります。
このラッピングでクリームなどのデコレーションが崩れないようにするにはどうしたらいいか、こちらでご紹介していきます。
カップケーキ以外のバレンタインのラッピングについてはこちら
⇒バレンタインのラッピングで簡単に大量のケーキや生チョコを包む方法
⇒バレンタインのラッピングで箱で生チョコ贈るには ハート型の箱はどうする?
カップケーキのバレンタインのラッピングのポイント
カップケーキはシンプルなものからデコレーションした物まであります。
どちらであってもラッピングに使うと非常に便利な物があります。
それは『マフィン用ラッピング袋』。
これはマフィン(ここではカップケーキ)が1個入る縦長の袋です。
底にはマチがついていますので、横に倒れません。
100均ショップでも販売されていますので、ぜひ用意しておきましょう。
もし袋が厚い素材でマチが畳まず、うまく直立しない場合はセロハンテープでマチを留めましょう。
この個包装にしたカップケーキをそのまま配ったり、マチ付きの紙袋に入れてプレゼントするのが簡単です。
リボンやシールなどの選び方のポイント
カップケーキをマフィン用の袋に入れます。
そして袋の口を閉じるのですが、閉じ方はリボンやビニールタイ(針金入りのビニールのリボンの事)でキュッときんちゃく閉じにしたり、袋の口を折り返してシールでとめる方法があります。
ラッピング袋は袋が簡単に閉じられるように糊付きの物があります。
その場合はリボンで閉じる方法は使えません。
ですのでどのようにラッピングするか決めて、お店で売っているラッピング袋が糊付きなのか、糊無しなのかをちゃんと確認しましょう。
意外とこの確認は大事です。
リボンやシールの色や小物について
このリボンやシールですが、ケーキの色や紙カップの色と同系色にするとおしゃれになります。
統一感があった方が洗練された感じがします。
そしてリボンも細い物が多いですが、太いリボンで結んでもかわいいです。
また、リボンではなく麻ひもを使うとナチュラルな雰囲気になります。
さらにおしゃれなタグ(ひも付きの単語カードみたいなもの)にメッセージを書いてリボンに結んでもいいですね。
リボンの上手な結び方はこちらの「ヘッズ」さんのサイトをご覧ください
⇒蝶結びの結び方 ギフトラッピング用品包装資材のヘッズ
カップケーキのラッピングで上にクリームがある場合
カップケーキはシンプルな物からデコレーションされた物まで様々。
お店で販売されているケーキはバタークリームでデコレーションされている物が多く、
手作りする場合も同じようにクリームを盛り付けたりします。
このクリームでデコレーションしたカップケーキをラッピングするのに役立つ物…
それは『紙カップ』または『クリアカップ』です。
デコレーションしたカップケーキをカップに入れれば固定されますので、持ち運びにも安心です。
また、ラッピング袋がクリームでべたべたになる事も避けられます。
このカップに入れたケーキをマフィン用袋に入れればラッピングはOKですよ。
注意したい事
このラッピングに使う固定用のカップですが、「ケーキが幅だけでなく高さも収まる大きさ」でないといけません。
カップの高さがケーキのクリームよりも若干高くないと、当然クリームがベシャっとつぶれる可能性があります。
出来上がったケーキの大きさを大体把握したうえで用意しましょうね。
贈る相手への気遣い
カップにすっぽりクリームでデコレーションしたケーキを入れると、今度は食べる時に取り出しにくいのです。
ですので、カップに入っている状態で食べられるようにプラスチックのフォークを付けてあげた方が親切です。
またはケーキを取り出せるようにかわいいワックスペーパー(パラフィン紙とも言う)をカップの中に敷いて、ワックスペーパーの四隅を持ちあげてケーキが取り出せるような工夫が必要です。
カップケーキを箱などでラッピングするには
箱を使う場合
マフィン用のラッピング袋に入れるのではなく箱で贈りたい!という場合もありますよね。
その場合、1個であれば100均ショップにもカップケーキを固定する台付きの専用の箱があります。(もしかしたら2個用とかもあるかもしれません)
普通のギフトボックスを使う
専用の箱ではなく、普通の箱を使う場合です。
箱にクッションペーパー(千切りになった紙)を詰めてカップケーキを倒れないように入れます。
入れるケーキの数によって箱の大きさを選んで、クッションペーパーの量を調整してください。
もし隙間なく入るならクッションペーパーはいりません。
クリームでデコレーションしたケーキの場合は当然ケーキも高さがありますので、
箱もケーキが収まる高さがあるか確認しましょう。
このときクリームでデコレーションしたものは、先程ご紹介したように1個ずつカップに入れてから箱詰めします。
衛生面が心配であれば個別にケーキをマフィン用袋に入れましょう。
箱を使わずラッピングする方法
箱を使わずに複数のケーキをラッピングする方法もあります。
用意するものはこちらです。
- 紙製のパウンドケーキ型
- クッションペーパー
- パウンドケーキ型が入るお菓子用マチ付きラッピング袋
■ラッピングの仕方
①100均ショップの紙製のパウンドケーキ型に同じようにクッションペーパーを詰めます。
隙間がないならクッションペーパー不要です。
②カップに入れたケーキを倒れないように並べます。
③それをマチ付きの透明な袋に入れます
④袋の口は2回折って密封し、シールやセロハンテープで開かないようにとめます。
この袋にリボンをかけたり、表にシールを貼るなどして装飾します。
リボンをかける代わりにマスキングテープをぐるっと一周巻いても可愛いですよ。
ちなみに紙製のパウンドケーキ型の代わりにカゴでもいいですが、カゴはもらった後捨てていいものなのかどうか悩むものです。
特に男子がカゴをもらっても…お母さんが使ってくれるとかならいいですが…その後の活路が見いだせず、かといって捨てづらく困るものですので、できればためらい無く捨てられる紙製の型を使った方がいいと思います。
まとめ
手作りケーキはデコレーションが楽しいですよね。
ですが、これを持ち運びできるように包むのは難しいものです。
ざっくりカップケーキのラッピングについてまとめると
- マフィン用ラッピング袋を使う
- クリームなどでデコレーションしてある物は固定するためケーキをカップに入れる
- 装飾用のリボンやシールはケーキやケーキのカップと同系色でまとめるとキレイ
以上です。
心を込めてつくったケーキはきっと喜んでもらえますよ!
さあ、ケーキを作ったらラッピングも楽しく仕上げましょう!