最近は節分の日に恵方巻を食べる人も多いと思います。
一本を一人で食べればお腹がいっぱいになるかと思いますが、それ以外におかずはどうされますか?
せっかくの行事ですので節分らしい食事ができればと思いますよね。
今回は子供から高齢者まで一緒に食べられる節分の献立をご紹介します。
なかなか献立が思いつかない、そんな時にちょっと参考になれば幸いです。
節分の日の夕飯の献立はどうする?
『やっぱり太巻き寿司』というご家庭は多いと思います。
恵方巻を1本1人で食べるなら、他にはおみそ汁があればお腹がいっぱいになりそうです(一番楽ちん)。
他にも節分にはいわしを食べるというご家庭も多いですよね。
巻き寿司の献立にする場合の参考例です。
・茶碗蒸し
・やっぱりいわし料理(下記参照)
・みそ汁やお吸い物
・おひたしや胡麻和え、豆入りサラダなど野菜
もの足りないようであればみそ汁の代わりにお椀サイズでうどんやそばはいかがでしょうか?
天ぷらをつければボリュームアップしますね。
当然ながら太巻き寿司はもともと1本食べる風習がないのであれば切って普通に食べればいいのです。
また、太巻き寿司ではなく手巻き寿司にしてもいいですね。
節分のいわしの食べ方に決まりはある?
節分には柊の枝にいわしの頭の部分を刺して玄関の外に飾り鬼を追い払います。
柊鰯(ひいらぎいわし)や焼嗅(やいかがし)と言われる魔除けです。
なぜいわしなのかと言いますと、いわしを焼くときの煙といわしの臭いを鬼が嫌って寄り付かないからという意味があるからです。
いわしは節分必須アイテムの1つ。
邪気を払えるよう願ってメニューに追加しましょう。
いわしの食べ方に決まりはある?
節分のいわしは塩焼きにしたり丸干しをそのまま焼いて食べる事が多いです。
だけどそのまま焼いて食べるのはちょっと苦手な場合もありますよね。
このいわしは焼いた頭部分をお飾りに使うのがメインですので、特に食べ方が決まっている訳ではありません。
ですので、いわしのフライ・天ぷら・竜田揚げ・いわしバーグなどお好みの食べ方でOKですよ。
高齢者や子供には
いわしは小骨が多く、高齢の方やお子さんは食べにくいものです。
小骨も安心な食べ方はこちらです。
・フードプロセッサーですり身にする⇒つみれ汁、いわしバーグに
・煮込んで骨をやわらかく⇒生姜煮(甘露煮)
実はこれらは生のいわしでなく『いわしの丸干し』でも作れるんですよ~。
やってみてくださいね。
節分にそばも食べるのはなぜ?
ここまで節分の定番食として太巻き(恵方巻)といわしをご紹介しました。
実は!節分には昔から『そば』を食べる風習もあるのです。
なぜ節分にそばを食べるのか
かつて節分そばというものがありました。
大晦日には年越しそばを食べますね。
実は江戸時代の後期にはまだ大晦日にはそばを食べることは一般的ではなかったようです。
当時『年越しそば』と言えば節分の日に食べるそばの事でした。
これは昔は立春が年が新しくなる日という考えがあったことから、その前日である節分の日に『年越しそば』を食べていたからなのです。
そば以外にもあります。
こんにゃく
節分にこんにゃくを食べる事は四国地方から各地に拡がりました。
こんにゃくは大晦日や節分に体の砂おろしとして食べられています。
けんちん汁
関東地方ではけんちん汁を食べます。
恵比寿講などの冬の行事で食べられてきました。
このように地域によって節分に食べるものは様々です。
今や全国規模に広がった恵方巻ももともとは関西ですしね。
まとめ
今回は節分の日の献立や料理について見てみました。
そこで、改めて節分の日の夕飯の献立を立ててみましょう。
子供から高齢者まで一緒に食べる節分献立
- 海苔巻き
- いわしの生姜煮
- けんちんそば(こんにゃく入り)
- おひたしや胡麻和え、ほうれん草のベーコン炒め、豆入りサラダなど
こんな感じでいかがでしょうか!
また、節分は炒り豆もありますのでお忘れなく!