お正月のおせち用などで酢だこを買ったものの、飽きてしまってなかなか無くならないことはありませんか?
この酢だこの食べ方をアレンジしたり、リメイクして何かの料理に使ったりして消費できると助かりますよね。
そこで、今回はお正月の酢だこの残りを使ったアレンジ料理と保存期間についてご紹介していこうと思います。
酢だこの食べ方いろいろ
酢だこはそのまま食べられるように味付けされていますが、ずっと同じ食べ方をしていると飽きてしまいますよね。
そこで、この酢だこの食べ方をいつもとちょっと変えて食べてみるのはいかがでしょうか。
いずれも簡単にできる方法ですよ。
■わかめときゅうりの酢の物
まずは定番の酢の物です。
きゅうりは薄く輪切りにして塩もみしておき、わかめ、適当に切った酢だこ、酢と砂糖、塩少々で味付けします。
酢と砂糖の割合はお好みですが1:1で大丈夫ですが、酢だこの酸っぱさが強い時は砂糖を増やしてみてください。
茹でだこを使った酢の物よりもさっぱり感があります。
■わさびじょうゆ和え
酢だこときゅうり、わかめをわさびじょうゆで和えるだけです。
もう一品欲しい時にいかがですか。
■しょうがじょうゆ和え
わさびじょうゆ和えのわさびを生姜のすりおろしに変えるだけです。
箸休めにちょうどいいですよ。
■マリネ
酢だこときゅうり、玉ねぎをオリーブオイルとレモン汁(ポッカレモンみたいなものでOK)、塩コショウで和えれば酢だこのマリネの完成。
お好みでにんにくのすりおろしを加えても〇。
酢だこのアレンジレシピ
先程ご紹介したように、酢だこはタコを主役にしてあっさり食べるのが主流です。
しかし、このようにさっぱり食べるのに飽きてしまったり、なかなか消費しない場合は他の料理に加えてみるのはいかがでしょうか。
それらの食べ方もご紹介しますね。
■春雨サラダ
薄く切った酢だこをいつもの春雨サラダに加える。
甘酸っぱい春雨サラダに酸っぱくてシコシコした食感のタコが合います。
■南蛮漬け
アジを使って作る事が多い南蛮漬けですが、アジの代わりに酢だこを唐揚げにして南蛮漬けにします。
こちらも甘酸っぱい味付けになじんでおいしいです。
■サラダ寿司
酢だこを酢飯に混ぜ込んでサラダ寿司はいかがでしょうか。
たこはできるだけ小さく切ります。
プロセスチーズときゅうりも5mm角位に切って、白ごまと酢だこを一緒に酢飯に混ぜます。
そしてご飯の上に刻み海苔、炒り卵(錦糸卵でも)、かにかまを乗せて完成。
■五目ちらし
こちらも酢だこを小さく切ってお寿司に混ぜてしまおうという作戦です。
市販の五目ちらしの具と一緒に酢だこをご飯に混ぜ込みます。
もし、お正月のおせちの煮しめ(筑前煮)が残っていれば、里芋以外の具を小さく切って酢飯に混ぜてしまえば煮しめも消費できます。
酢だこの保存方法と日持ちする期間
ここまで酢だこのアレンジ方法やリメイク料理をご紹介してきましたが、量が多くてなかなか無くならない事もあります。
そうなるとどれくら日持ちするのか気になりますよね。
そこで、酢だこの賞味期限がどれくらいなのか、長く保存するにはどうしたらいいかもご紹介します。
酢だこの保存期間
おせち料理は日持ちするようにできています。
酢だこもおせちに入れられるだけあって、それなりに日持ちします。
酢自体に殺菌効果がありますし、タコも酢だこになる時に蒸したりゆでたりしているので火が通っています。
だけど日持ちする期間は思うほど長くなく、酢に浸かった状態で冷蔵庫に入れておけば10日程、酢から出した状態なら5日位です。
それ以上保存したい場合は冷凍です。
酢だこの冷凍保存
冷凍するなら酢だこを一口大に切って、小分けにしてジッパー付きの保存袋に入れ、袋の空気を抜いて密封して冷凍しましょう。
このようにして冷凍すれば、大体2ヵ月は保存できます。
そして解凍する時は冷蔵庫に移して自然解凍させます。
ちなみに冷凍すると細胞が壊れますので、固かった酢だこも柔らかくなりますよ。
最後に
三杯酢で味付けしてありますから、酢だこはなかなか他の料理に転用することが難しいと思いがちです。
しかし、酸っぱい味の料理に合わせたり、味や食感のアクセントとして使う事でうまく活用することができますね。
すぐに食べきれないようなら冷凍保存して、いろいろアレンジしながら食べてみてくださいね。