おはぎのきな粉が湿る原因とべちゃべちゃにならない作り方のコツをご紹介

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おはぎはあんこが主流ですが、きな粉もあればすりごまもあります。

この中できな粉のおはぎの場合、時間が経つと中のもち米が固くなるだけでなく、まわりのきな粉が湿気を吸ってべちゃべちゃになる事があります。

べちゃ~としたきな粉だとあまりおいしく感じないですよね。

そこでおはぎのきな粉が水分を吸ってベタベタにならない作り方のコツをご紹介したいと思います。

また、湿る原因も併せて確認していきましょう。

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おはぎのきな粉が湿る原因は?

まず、きな粉がべちゃっとなってしまう原因を確認しましょう。
原因は3つあります。
それぞれ見ていきますね。

■原因① きな粉に混ぜた砂糖

おはぎにまぶすきな粉には砂糖を混ぜますが、きな粉が湿る主な原因はこの砂糖です。
砂糖は水分があれば溶けますし、更に砂糖自体に保水作用があります。
その為、この砂糖が水分を吸収してびちゃびちゃになりやすくなります。

■原因② おはぎのもち米から出る湯気 

もち米から出る湯気も砂糖同様おはぎを湿らせる原因です。
蒸気が出ていればきな粉はその水分で湿りますし、更に砂糖が溶けてベタベタになります。

■原因③ おはぎに付けるきな粉の量 

きな粉の量が少ないとすぐに水分を吸ってべちゃ~となってしまいます。
多めにきな粉をまぶせば多少の湿気では水っぽくはなりません。

おはぎのきな粉がべちゃべちゃにならない作り方とコツ

こういった砂糖とかご飯の湯気とかが原因できな粉がベチョベチョになります。

では、ここからは原因が分かった所できな粉が湿ってべしゃっとならない作り方とコツをご紹介しますね!

きな粉に砂糖を混ぜないで作る

砂糖が水分を吸って溶けるのがおはぎがべちゃべちゃになる原因の一つです。

ですので、まぶすのは砂糖を入れないプレーンなきな粉にしてみるという手があります。

だけどきな粉に砂糖をいれないと甘くないおはぎになってしまいますよね。

ですので、甘さはあんこで付けるといいです。

あんこをもち米で包んでおはぎのベースを作り、それをきな粉にまぶすのです。

この時あんこがもち米からはみ出すと餡の砂糖できな粉がベタベタになる事がありますので、

あんこがはみ出さないように包むのがポイントですよ!

あんこをもち米の中に入れない場合

きな粉のおはぎにあんこを入れたくない場合もありますよね。あんこ無しでおはぎを作りたい場合は、もち米を丸めたらまずきな粉のみ(砂糖なし)をまぶします。

その後、もち米が冷めて完全に湯気が出なくなってから砂糖入りのきな粉をまぶすようにすると湿りにくいです。

しばらくしてきな粉が湿ってくるようならその上から再度プレーンのきな粉をまぶすといいですよ。

おはぎにきな粉をたくさんまぶす

もう一つの方法はおはぎに大量のきな粉をまぶす事です。

お店で買ってきたきな粉のおはぎ、表面がさらさらですよね。
見ればおはぎや団子のパックには大量のきな粉が入っていたりしませんか?
おはぎがきな粉に埋もれているような感じですよね。

実際にきな粉の量が少ないとすぐに湿ってべちゃっとなってしまいます。
ですのでお店ではきな粉が水分を吸っても水っぽくならない位たくさん甘いきな粉をパックに詰めています。

家で手作りする場合もできるだけたくさんのきな粉をまぶしておくとべちゃべちゃになりにくくなります。

以下の写真の口福堂さんのおはぎがお手本です。

きなこのおはぎ

可能なら販売している物のようにタッパーにおはぎを並べて、その上からきな粉をたくさんかけておくといいですね。

きな粉に砂糖を混ぜても量が多ければそんなにベチャベチャになりませんが、砂糖を控えめにすると更にベチャベチャを防げていいですよ。

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おはぎのきな粉がベタベタになった場合は?

どうしても湿ってべちゃべちゃになってしまう時があります。

その場合はもう仕方がないので食べる時にきな粉をまぶすしかないです。

一見どうしようもなくする対処法のようですが、実はこうして食べるときな粉味が濃くなっておいしかったりしますよ。

更に固くなったおはぎを柔らかくするために電子レンジで温めたりする事もありますが、加熱すれば100%ベタベタになります。

この場合はレンジで加熱した後、常温まで冷ましてから再度きな粉コーティングします。

おはぎが熱い状態でまぶすと蒸気で湿ってしまいますので、冷めてからまぶして下さいね。

最後に

おはぎに付けたきな粉が湿る主な原因は砂糖です。
もち米から出る水蒸気が原因である事もありますが、その水分を吸ってべたつかせるのも砂糖です。

あんこをもち米で包んで砂糖なしのきな粉をまぶしたり、大量のきな粉をまぶす事でべちゃっとしにくくなります。

味が一番大事ですが、見た目も良ければより一層おいしく感じますよね。
ご紹介した方法で作ってみて、おいしそうなおはぎになるといいですね。

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