おはぎを作って置いておくと固くなりますよね。
時間が経って、翌日にはもうおいしくない事もしばしば。
できれば作った次の日も柔らかいおはぎを食べたいですよね。
そんなおはぎが固くならない作り方と保存方法をご案内していきます。
おはぎが固くならない作り方
時間が経っても柔らかいおはぎにするには、もち米を炊く時に混ぜる物があります。
早速ご紹介しますね。
おはぎのもち米にうるち米を混ぜて炊く!
もち米だけで作ると、すぐ食べる場合はもっちりしていておいしいのですが、時間が経つと固くなります。
そこで、作る時にもち米にうるち米(普通のご飯のお米)を混ぜます。
うるち米を入れると時間が経っても固くなりにくくなります。
もち米とうるち米の割合はお好みですが、あまりうるち米が多いともっちり感がなくなります。
ですので、うるち米は全体の2~4割がいいですね。
この割合は本当にお好みです。
おはぎのもち米には砂糖も加える!
もち米にうるち米を混ぜる他に、砂糖も加えて炊くと固くなりにくいです。
これは砂糖自体に水分の保水作用があるためです。
そのため、もち米がしっとりして固くなりにくくなります。
作りたてはもちろんおいしいですが、翌日でも柔らかくおいしく食べれます。
もち米、うるち米、砂糖のわかりやすい分量
ここで分かりやすい分量をご紹介します。
もち米:うるち米の比率を4:1で作ります。
■分量
- もち米 2合
- うるち米 1/2合
- 砂糖 大さじ1杯
- 塩 ひとつまみ
※砂糖の量の目安は米が2合~3合位なら大さじ1杯を入れればいいですよ。
おはぎが固くならない保存の仕方
おはぎを作ると大体その日の内に食べきれない事が多いですよね。
残りは翌日に…と思って置いておくと固くなっていたりします。
作った次の日も柔らかい状態で食べたい!
固くなりにくい保存方法もご紹介しますね。
可能な限り常温保存
おはぎはできるだけ涼しい所でしっかりラップをしたりタッパーに入れるなりして常温保管してください。
そうすれば次の日まで大体柔らかさは保てます。
傷まないかちょっと不安な場合はお弁当に入れる抗菌シートをおはぎに乗せておくといいかもしれませんね。
こういうやつです
ベストなのは室温20℃位の直射日光が当たらない所に保管する事。
米や餅のお菓子は20℃が保存が一番うまく保存できる温度なのです。
これが一番固くならない保存の仕方です。
ただし常温で持つのは翌日までです。
2日以上常温で置いておけば傷んでしまいますから気を付けましょう。
おはぎを冷蔵庫に入れておきたい場合は?
おはぎを作った次の日まで保存したい場合、固くならない保管の仕方は常温に置いておく事です。
が!9月のお彼岸時期とかは気温が高くなる日もあります。
そんな日の常温保存は怖いですよね。
しかし冷蔵庫に入れるとおはぎは固くなってしまいます。
でも、傷まないように冷蔵庫に入れておきたい…
そんな悩ましい時期の保管の方法もご紹介しますね。
おはぎを冷蔵庫に入れても固くなりにくくするには
実は冷蔵庫よりも冷凍してしまう方がいいのですが、次の日に食べるのであれば冷蔵庫に入れておきたいですよね。
そんな場合はしっかりとラップをかけたりタッパーに入れて密封して、チルド室や野菜室などの温度が低くなり過ぎない所に保管すると良いですよ。
そしておはぎ自体の温度が低いと固い状態ですので、食べる時にラップをして電子レンジで軽く温めます。
お使いのレンジのワット数にもよりますが、熱くなりすぎない程度に一個あたり10秒~30秒位チンします。
この時、おはぎが冷蔵庫から出したての冷たいままだと温度や柔らかさにムラができますので、チンする前に冷蔵庫から出して室温に戻しておくといいですよ。
おはぎを二日以上保存するなら冷凍すべし
作った翌日までに食べきれればいいのですが、量が多いとやっぱり余ってしまう事もあります。
一日以上おはぎを冷蔵庫に入れておけばもう確実に固くなります。
ですので、そんな場合は冷凍してしまいましょう。
冷凍する時はおはぎを1個ずつラップで包んでジッパー付きの袋に入れます。
そして食べる時は自然解凍しましょう。
レンジで解凍しようとするとあまりうまくいかず、ポソポソになってしまう事が多いです。
ですので絶対自然解凍で!
解凍されたら冷蔵庫に入れた場合と同様にレンジで加熱すればおいしく頂けますよ!
冷凍の保存期間は大体1ヵ月です。
まとめ
おはぎはお彼岸の時期は大量に作るので一日では消費できないですよね。
作りたてが一番柔らかくておいしいですが、固くならないように対策を取っておけば次の日もおいしく食べられますね。
最後に簡単にまとめます。
- おはぎが固くならないようにもち米に2~4割程度のうるち米、砂糖を混ぜて炊く
- 翌日まで保存する時は可能な限り常温保存
- 冷蔵庫に入れる場合はラップでぴっちり密封
- 冷蔵庫から出した後は常温に戻して、食べる前に軽くレンジで温める
- 二日以上保存するなら冷凍!
以上です。
もっちりおいしいおはぎが食べられるようにこれらの小ワザを使ってみてくださいね!
もし固くなってしまった場合も諦めないで!
おはぎが固くなった場合に柔らかくする方法はこちら!
⇒固くなったおはぎを柔らかくするには リメイクして食べる方法もご紹介