川越が一年で一番盛り上がるのが川越まつりの時です。
これは氷川神社の長い歴史のあるお祭りで、山車が出る事で知られています。
この川越祭りには見どころが色々ありますが、その中で押さえておきたいポイントをご紹介します。
また、それらが見られる時間帯や見学や写真撮影の場所でどこがおすすめかもご案内しますね。
川越祭りの見どころは?
川越まつりと言えば人形が頂上に乗った豪華な山車が有名で、この山車自体が見ごたえがあるものです。
山車が主役の祭りと言ってもいいかもしれません。
そして昼も夜もそれぞれ見どころがありますが、一番の見どころは夜に行われる『曳っかわせ』です。
川越祭りの山車のひっかわせとは?
ひっかわせとは練り歩いている山車が鉢合った時にお囃子の競演をする事です。
複数の山車がお互い表面を向け合ってお囃子を同時に披露します。
↓これが『ひっかわせ』だ!
上の写真は山車が3台集まっています。
このように提灯の灯りを灯した山車が2台だけでなく、3台、4台と集まる事も…!
特に喧嘩が始まるわけでもなく、お互いお囃子を披露し合ってからそれぞれの行くべき所に進んでいきますので、あまり近づきすぎなければ安全に見ていられます。
ただ、見物客が集まってきますので山車の周辺はとても混みます。
ちなみにひっかわせは山車同士が出会ったタイミングでないと見る事ができません。
待っていればどこかで見られますが、確実に見たいのであれば山車がリアルタイムでどこにあるか確認できる川越祭り公認アプリを活用してみるのもいいかと思います。
川越まつり公認アプリのダウンロードはこちらから
⇒川越まつりナビ
ちなみにこのアプリはトイレの場所も確認できますよ!
山車揃い(市役所前)
もう一つの見どころは土曜日の市役所前の山車揃いです。
これは市役所の前にずらーっと一列に山車が勢ぞろいする事です。
2018年は19台の山車が祭りに参加するのですが、その山車が一堂に会するので見ごたえがあり、おすすめです!
川越祭りを見る時間でおすすめは?
川越祭りは昼、夜ともにそれぞれに見どころがあります。
そこで祭りのスケジュールから狙って行きたい時間をご紹介しますね。
川越祭りの夜の見どころの時間帯
夜は先程ご紹介した山車同士のひっかわせが見られます。
ひっかわせは山車がそれぞれ町内を練り歩いて出会った所で行われます。
■ひっかわせが行われる時間帯
- 10月20日(土) 19時~21時
- 10月21日(日) 18時30分~21時頃
夜は山車に提灯の灯りが灯りますので、その光に浮かび上がる姿が幻想的でジャパニーズノスタルジアな雰囲気を味わえますよ。
川越祭りの昼間でおすすめの時間帯
実は夜の山車はそれぞれ色々な所を練り歩いているので、同時にたくさんの山車を見る事は難しいんです。
逆に昼は山車を一度にたくさん見る事ができます。
山車の巡行や先程ご紹介した市役所の前での山車揃いがあります。
特に市役所前にずらっと並んだ山車は圧巻ですよ!
明るい時間なので山車自体もよく見えますしね。
山車揃いのスケジュール
市役所前の山車揃いは2018年10月20日(土)の14時~15時に行われます。
土曜日はこの時間が山車の揃う時間ではありますが、13時30分前には市役所前で待機している事をおすすめします。
なぜなら13時から川越まつりの山車巡行のルーツになった氷川神社の『神幸祭』があるからです。
神幸祭は氷川神社の神様を乗せた御神輿の行列です。
お神輿と言っても「わっしょい!わっしょい!」という感じではなく粛々と進んで行く、厳かな行列です。
輿に乗った巫女さん(?)や馬も登場します。
この行列は途中で市役所前に必ず立ち寄ります。
そして神幸祭に一部の山車が追従しますので、市役所前で待っていると神幸祭の行列と山車を合わせて見る事ができます。
行列は13時に氷川神社を出発してぐるっと各所を回ってから市役所に寄りますので、市役所に来る時間は13時30分頃と予想されますよ。
山車の巡行スケジュール
2018年10月21日(日)の13時30分~15時頃に山車の巡行が行われます。
夜のひっかわせと違い、山車が決まったルートを並んで巡行します。
山車の巡行は21日の日曜日だけですのでご注意を!
公式HPにスケジュールがありますので、こちらも確認してくださいね
⇒川越まつり公式サイト スケジュール
川越祭りの見学場所や撮影ポイントはどこがおすすめ?
ひっかわせ、山車揃い、山車の巡行など見どころをご紹介しましたが、今度は「じゃあどこで見たらいいのさ?」となりますよね。
そこで、写真撮影や見物する時のおすすめの場所もご紹介しますね。
山車揃い、山車の巡行の見学場所:市役所前
市役所前は土曜日、日曜日ともに昼のおすすめ見学ポジションです。
2018年は10月20日(土)の14時から川越市役所の前に山車が勢ぞろいします。
改めて言いますが山車揃いの前には『神幸祭』の行列も来ますので、ここで13時過ぎから待っていると行列と山車の両方を見る事ができます。
また、21日(日)の山車の巡行も市役所前ならスペースが広く視野も開けるので、複数の山車を一緒に見られます。
山車の巡行の見学場所:仲町交差点(山崎美術館の前)から札の辻交差点の間の通り
もう一つの山車の巡行を見るおすすめの場所は仲町交差点(山崎美術館の前)から札の辻交差点にかけての蔵の街並みの通りです。
蔵造りの街並みは川越らしい風景ですし、何よりここの通りは電線が地中化されていますので景観がいいんです!
道は狭いですが電線という障害がないので、山車の上に乗っている人形を出したまま巡行します。
実は人形は常に山車の上に出ている訳ではないんですよ~。
(人形はエレベーター構造で山車の中に出し入れできるそうです)
小江戸の景観を背景に山車が見られるので、見学するにも写真を撮るにも一番良いスポットです。
ここで見る場合、注意したいことは時間です。
この通りは毎年巡行ルートの前半部分になっているようですので、遅い時間に行くと山車が全て通過した後だった…という事もあります。
できれば巡行が始まる日曜日の13時30分にはこの通りで待機していた方がいいですね。
山車のひっかわせの見学場所:本川越・連雀町・仲町・札の辻の交差点
ひっかわせは山車が出会った時に行われるので具体的に『いつ・どこで』という事がわかりません。
そのような状況ですが、交差点は山車同士が出会う確率が高いですので、ひっかわせが見たければ『本川越・連雀町・仲町・札の辻の交差点』で待機しているといいでしょう。
運がよければ3台、4台と同時に集まる事があります。
ただ…
曳っかわせの現場はとにかく混んで身動きが取れなくなります。
とくに複数台の山車が集まった時はそうです。
また、大きな山車ですので動かす方もグインと勢いよく引綱を引っ張って交差点に入ってきます。
けっこう危ないですので、特に小さなお子さんを連れている場合は気を付けましょう!
最後に
山車がメインの川越祭り、昼と夜で雰囲気が変わります。
屋台も多く出ますので、おいしい物を食べ、山車を見てと行く価値のあるお祭りです。
見どころポイントを押さえて伝統のある小江戸川越のお祭りを楽しんで来ましょう!