新社会人の皆さん、社会人デビューおめでとうございます。
社会に羽ばたいた皆さんをご家族も喜ばしく思っている事と思います。
慣れない生活であっという間に毎日が過ぎていきますが、そんな中でやって来ます。
お給料日が!
この社会人になって初めてもらうお給料でご両親にプレゼントをしたいと考えている方もいるでしょう。
このプレゼントを何にするか、なかなか決められませんね。
どんなものがプレゼントとして喜ばれるのか、渡すタイミングはいつがいいのか、
確認していきましょう。
初任給で親へのプレゼントでおすすめ
プレゼントを渡す側からすると、たとえ自分の親であっても何がいいか悩みます。
でも、親からすれば自分の子供が初めてのお給料で何かしてくれるというのは、物が何であっても嬉しいものです。
そうは言ってもこちらとしては一番いいと思えるものをプレゼントしたいですよね。
いくつかおすすめをご紹介していきます。
いいレストランでごちそうする
初任給で物を贈るのではなく、ちょっといいレストランでコースをごちそうする人は結構多いです。
子供が初めてもらったお給料でごちそうしてもらって、一緒においしいものを食べるというのは、親からしてみるととても嬉しいものですし、思い出に残ります。
おすすめのプレゼントの品は?
食事ではなく「物」をプレゼントしたいのであれば
ご本人が好きな物や好みの物をリサーチして選ぶのが一番です。
だからといって、お父様・お母様に直接「何がいい?」と聞かないように。
遠慮して答えてくれなかったりしますので、ここはよく自分で観察して考えましょう。
それでも迷ってしまった場合の参考としてプレゼントの一例を挙げます。
・お財布
・ベルト(お父様の場合)
・コーヒー好きならコーヒーメーカー
・ペアのマグカップや湯飲み茶わん、グラス
・お箸(塗りや貝細工の物、名入れにするとか)
・夏になるので扇子
・日傘(お母様) 等々…
日常使うものであれば「これは子供が初任給で買ってくれたんだ~」と思いだしてくれて親御さんも嬉しくなるのではないでしょうか。
それとお風呂そうじなど、家の手伝いをすることでも喜んでくれますよ。
おじいさん・おばあさんへのプレゼントは?
ご両親だけでなく小さい時から可愛がってくれたおじいちゃん・おばあちゃんにも何か贈り物をしたいという方もいますね。
やはり好みにあった物を贈るといいのですが、ご年配の方は「勿体無くて使えない」と言って神棚に仏壇に飾ったりする方が多いです…
ですので、年配の方へは確実に日常で使ってもらえるもの…カップやいい靴下、または日持ちするお菓子などがいいでしょう。
初任給で買うプレゼントの相場は?
初任給で頂くお給料は少ないです。
その支給額から健康保険・厚生年金・雇用保険・所得税などが引かれた金額が手取り額です。
実家暮らしならまだしも、一人暮らしをしている場合はそれで生活していかなくてはなりませんのであまり余裕がありませんよね。
しかも本当に最初の月ですので、会社のお給料の締め日や支払日によっては満額のお給料を頂けない事もあります
(例:4月15日締め・4月25日払いなら1日~15日分の日割りの金額です)
そこで初任給でのプレゼント、金額の相場はいくら位なのかというと…
ズバリ、相場はありません!
実家暮らしで家に入れるお金や自分で使う諸経費を差し引いた中で奮発したいのであればすればいいと思います。
逆に一人暮らしの場合、特に初めて一人暮らしを始めた方は初めの月ですので、
1か月の生活費がどれくらいかかるのかもハッキリわかっていなかったりしますよね。
まずは大目に生活費を見積もって計算して、手元にいくら残るのか確認した上でプレゼントの予算は決めましょう。
家賃・光熱費・食費・交通費だけでなく、病気やケガをしたら病院代もかかる事を忘れずに。
その上でプレゼントにいくら出せるのか確認しましょう。
もし、4月分のお給料でプレゼントを買う事が難しいなら、プレゼント代をコツコツ貯めてからでもいいのではないでしょうか。
事情はご家族もわかるでしょう。
一人暮らしでプレゼントを奮発して、あなたの生活が苦しくなったら親御さんは悲しみます。
もしお給料に見合わない高価なプレゼントをした場合、後に心配した親御さんから同等の額~それ以上のお金や食べ物が送られてくるかもしれません。
生活費が足りなくなって逆に親御さんに援助をお願いする事態になるかもしれません。
そうなったら喜ばせるどころか逆に心配させているし、プレゼントの意味がないですよね。
子供が生活を苦しくしてまで自分へのプレゼントが欲しいと思う親はよっっぽどでない限りいません。
ご自身の負担にならない範囲のプレゼントが一番喜んでもらえますよ。
初任給でのプレゼントを渡すタイミング
初任給でプレゼントを用意する場合、プレゼントを用意するのはもちろんお給料が出てからですよね。
お給料日からあまり日数が経たない内にプレゼントを用意して渡せればいいのですが、実家が離れているとなかなか渡すタイミングがありません。
もしゴールデンウィークに帰省できるのであれば、その時に手渡しするといいですね。
ゴールデンウィーク期間であればお給料日からそれほど日にちが経っていませんし、せっかく帰るのですから急いで郵送するより直接渡された方がお父様・お母様も喜んでくれるかと思います。
ずっと帰省ができずお盆とかになってしまうようであれば、その時にプレゼントを渡して家の手伝いをしたりと大いに親孝行すればいいと思います。
お盆だと初任給というには遅いですが、こういった事はお互いの気持ちの問題です。
もし遅くなることが気になるようであれば、手紙を付けてプレゼントを郵送すればいいでしょう。
注意したい事
プレゼントを贈るタイミングや、そもそも初任給でプレゼントをもらう事について、大抵の親御さんはそんなに気にしていません。
ですが、中にはとても楽しみにしている方がいます。
楽しみにしている方は「この日は子供が初めてお給料をもらう日で、初任給で子供がプレゼントを買ってくれる日!」と、とても特別な日だと思っています。
そんな場合、初任給からのプレゼントがないととてもがっかりします。
お給料日当日にプレゼントをもらえなかったという事でもがっかりする事があります。
その方にとっては初任給がでる日にプレゼントをもらう事が大事なのです。
ですので親御さんにその雰囲気があり、お給料日当日にプレゼントが用意できないのであれば、先回りしてメールや電話で「プレゼントは事情があり遅れるけど用意する」旨を伝えておくといいのではないでしょうか。
例えば「今日は初のお給料日。次の休みの日にプレゼントを用意するから楽しみにしていてね。フフフ…」とメッセージを伝えておくだけで多少は安堵されるかと思います。
まとめ
初任給は文字通り社会人になって初めてのお給料ですので、自分にとっても特別なものです。
その一部をご家族へのプレゼントとして使うなんて、それだけでも親御さんは嬉しいです。
子供の側からすれば、社会人になるまで育ててくれたご家族に感謝の気持ちを込めたプレゼントを渡したいですよね。
どんなものが喜ばれるプレゼントなのかはご家族であるあなたにしかわかりません。
心をこめてプレゼントを選んでくださいね。