近年桜の名所としてたくさんの人が訪れるようになった目黒川沿い。
川の両側に桜並木があり、散歩しながらお花見するにはちょうどいい場所です。
一度行ってみようと思う方も多いのではないでしょうか。
そこで、この目黒川の桜を堪能するのにちょうどいい散歩コースを調べてみました。
春の気持ちいい陽気の中、雲のような桜の花を眺めながら歩きましょう。
目黒川の桜を見ながら散歩するコースは?
まず、最寄り駅がどこなのか確認したいと思います。
目黒川ですからJRの目黒?東急東横線の中目黒?と悩みます。
実際の最寄り駅は東急東横線の『中目黒駅』を中心に、JRの『目黒駅』、そして田園都市線の『池尻大橋駅』です。
散歩コース
まず、コースは体力とその後の予定によって3つのパターンがあります。
それぞれご紹介します。
目黒川上流コース
これは『池尻大橋』から『中目黒』までの川沿いを歩くコースです。
こちらの上流は川幅が狭く、両側から桜が迫り出しています。
特に池尻大橋から歩いて山手通りを越えてからは見ごたえがあります。
歩道も整備されているので歩きやすいです。
目黒川下流コース
こちらは『中目黒』から『目黒駅』までのコースです。
下流は川幅が広くなりますが、上流と同じように両側に桜が咲いています。
桜の開花状況は上流より少し遅いです。
こちらの遊歩道も頭上に桜を眺めながら歩くことができます。
ちなみに目黒駅の近くに駅に向かう『行人坂』があるのですが、この坂は駅に向かってかなりキツイ坂になります。
この坂が一番駅まで近いのですが、避けて目黒駅に向かうのなら迂回して『目黒通り』(権之助坂)から駅に向かった方がいいでしょう。
上流~下流コース
こちらは『上流コース』と『下流コース』の両方を通して歩くコースです。
距離としては大体4㎞歩く事になります。
目黒川で桜の撮影スポットでおすすめ
目黒川沿いは、特に上流は橋の上からであればどこも素敵な写真が撮れます。
上流側は川の上に両側から迫り出した桜がとても素晴らしいです。
その中でもおすすめなのが『中の橋』。
ここは山手通りから中目黒駅側に向かって行って1つ目の赤いアーチ型の欄干の橋です。
桜のピンクに赤い橋が映えます。
この中の橋はドラマのロケなどでよく使われますので、行ってみると「見たことがある!」
と思うかもしれません。
また、中目黒から目黒駅方面に向かう下流は、駒沢通りを渡って少し行った所にある舟入場公園付近から川の雰囲気が変わります。
川幅が広くなり、川の上に桜が迫る感じではありませんが、水面が散った花びらで埋め尽くされた花筏(はないかだ)が見られます。
花筏が目当てなら散り始めの時期がいいです。
海からの潮の満ち引きの状況にもよりますが、川の流れが止まる事があります。
その川の流れがないタイミングに運よく遭遇できれば、水面一面が花びらで桜色に染まった写真が撮れるかもしれません。
目黒川の桜で休めるお店は?
歩いて写真を撮っているとやっぱり疲れてきます。
そこで休憩をしたいと思うのですが、中目黒周辺で川沿いの飲食店は非常に混み合っています。
特に夜と土日は予約しないと無理でしょう。
年々桜を見に来る人が増えて歩くのも大変な位混雑する事もあります。
さくら祭り期間には中目黒周辺にはたくさんの焼き鳥や軽食・ワインなどの屋台も出ています。
街がおしゃれスポットであるため、屋台で出している食べ物もおしゃれです。
ですが、座って食べる場所は無いと思った方がいいでしょう。
そして目黒川周辺にはレジャーシートを敷いてお花見できるような所はありません。
そんな感じで川沿いで休憩できるお店を探すのは難しいのですが、川より少し離れた所であれば比較的混雑は避けられます。
ちなみに中目黒にはお洒落なレストラン、カフェが多いです。
そして圧倒的に池尻大橋側より目黒駅側の方がお店の数は多いです。
中目黒より下流の方のカフェやレストランを目指した方がいいですよ。
まとめ
目黒川周辺は最近は桜の名所としてにぎわっていますが、観光地ではありません。
そのため、レジャーシートを敷いてお花見はできませんが、散歩をするにはもってこいの場所です。
コースをおさらいしますと
- 上流コース 『池尻大橋駅』~『中目黒駅』
- 下流コース 『中目黒駅』~『目黒駅』
となります。
写真の撮影スポットも上流の『中の橋』と下流の水面に浮かんだ花筏をご紹介しましたが、実際に歩いてみて自分だけのベストスポットが発見できると思います。
ぜひ、春の一日を楽しみましょう!