日本には古くから1月7日に七草粥を食べる風習がありますね。
胃腸を休める他、一年の健康を祈願する意味もあります。
しかし案外七草独特の風味があって食べづらいという方も多いと思います。
また、塩味だけのお粥自体があまり好きではないという事もあるでしょう。
無理して食べる必要のないものですが、日本の伝統の風習として食べたいけどちょっと…と
思いませんか?
この七草粥、そしてメインの七草を食べやすく、
できればおいしく食べられるようにちょっと工夫する方法をご紹介します。
七草粥の味付けのおすすめ
七草粥は大抵塩味であっさり食べます。
胃腸を休める為であればお粥だけ、もしくはちょっと漬物やつくだ煮だけになると思います。
ただ、塩味だけのお粥はあっさりし過ぎて好きではないという場合は
味付けにひと工夫すると食べやすくなります。
あと七草は塩を入れたお湯で下茹でして、刻んで完成後のお粥に投入しましょう。
おすすめの味付け
・和風で……お粥を昆布茶で作ってわさびを添える
・中華風に…鶏ガラスープでお粥を作ってゴマ油をたらす
ダシやスープの風味があると食べやすくなりますね。
七草粥の簡単なアレンジ
さらにもうひと手間加えましょう。
七草粥を食べる意味の『胃腸を休める』とは離れていきますが…
ここは七草を無病息災を祈願するために食べるのだ!と割り切ってしまいましょう。
おすすめのアレンジはやっぱり雑炊です。
七草が苦手という方は七草は少なめに入れるといいですね。
・和風ダシ/鶏ガラスープで鶏肉入り雑炊
・和風ダシで…しらす、またはカニ缶をまぜる
・鶏ガラスープで…ツナをまぜる
・中華風たまごスープを作って、そこに七草とごはんを投入してスープごはん
お粥にこだわらず食べやすくアレンジしてしまいましょう!
そしてお粥だけだと物足りなくておかずがほしいですよね。
その場合はこちらでおすすめおかずをご紹介しているのでご覧ください。
⇒七草粥に合うおかず 夜に食べるなら?献立で悩んだ時の夕飯の提案
七草粥以外の七草のおいしい食べ方
七草粥や七草雑炊でも和製ハーブの七草は食べにくい!という場合のご提案です。
参考になればと思います。
・うどんに茹でて刻んだ七草を薬味として付けて食べる
・ほうれん草の胡麻和えに混ぜる
・サラダにアクセントとして加える
・お雑煮にする。餅は小さめに切って揚げたもの。焼いた餅でもOK。
・茹でておいた七草をペペロンチーノのスパゲティに加える。
・天ぷらにする。
ごはんに混ぜなくても七草の食べ方がいろいろありますよ!
まとめ
以上、お粥や七草の風味が苦手でも七草を食べる方法でした。
途中からは本当に『七草を食べて縁起をかつぐ』ための方法です。
胃腸の事はさておき…という感じになってしまいますが、
飛鳥時代から伝わる七草を食べる風習を伝えていければいいですね。