ゆず茶を手作りした時、氷砂糖が溶けない事があります。
砂糖が完全に溶けないといつ完成するのか目安がわかりませんよね。
また、変色して茶色っぽくなったりすると、飲んでも大丈夫なのか不安になります。
実際飲んでみたら苦いゆず茶になったりしますし…
苦かった場合、捨てるのは何だかもったいないですよね。
そこで、ゆず茶を作った時に発生するこれらの疑問についてまとめてみました。
早速見ていきましょう!
ゆず茶を作ったけど氷砂糖が溶けないのはなぜ?
ゆずと氷砂糖でゆず茶を作る場合、大体2週間すれば完成します。
ビンにゆずと氷砂糖を詰めて、完成するまで毎日優しくビンをゆすります。
そうやって作ってみたものの、氷砂糖が完全に溶けきらずに残ってしまう事がありますね。
これは普通の上白糖などを使った場合にも起きます。
そんな場合、砂糖が溶けきらないと完成していないと思ってしまいますが、安心してください。
作ってから2週間も経っていれば砂糖が溶け残っていても飲めます。
ゆず茶の砂糖が溶けない理由
実はゆずエキスに溶ける砂糖の量の限界、溶解度というのがあります。
ゆず茶を作ってから2週間たっても砂糖が溶けきらない場合、砂糖が溶ける上限以上の量で入っている可能性が高いです。
そうなるとこれ以上砂糖は溶けません。
このように砂糖が完全に溶けきらない事もよくある事ですし、完全に溶けないからと言って何か問題がある訳ではありません。
むしろ糖度が高いので細菌が繁殖できず傷みにくいです。
ゆずを砂糖で漬け始めてから2週間以上経っているなら砂糖が残ったままでもゆず茶を食べて大丈夫ですよ。
ゆず茶が変色して茶色っぽくなったけど飲める?
ゆず茶を作ると段々色が濃くなってくるというか、茶色っぽくなってくる事があります。
特に皮の部分が。
自家製のゆず茶が変色するのを見ると、傷んできたのかと思いますよね。
飲んでも大丈夫な物なのか心配です。
でも、このように茶色く変色したものでも大丈夫です。飲めます。
このゆず茶の変色は酸化によるものです。
ゆずに含まれるリモネンという成分が酸化しやすく、特に皮にリモネンが多く含まれていますので皮から変色してきます。
リモネンの酸化で変色しても傷んだとか食べられなくなった訳ではありませんので大丈夫ですよ。
とりあえず一応食べてみて、においや味に腐敗したような感じがなければ問題ない可能性が高いです。
ただし、もし異常を感じたら捨ててください。
最後に
ゆず茶の砂糖は完全に溶けきらない事もあります。
変色したとしても味や匂いに問題が無ければ飲めます。
苦くなってしまった場合は残念ですが、今回の教訓を次回に生かしましょう。
たくさんゆずが手に入る時期にゆず茶を作って、季節の味を楽しみましょう!