干し芋が硬くなってカチカチ…
食べているとアゴが疲れてくる程固い干し芋ってありますよね。
あれ、何とか柔らかくできないものでしょうか?
固い干し芋もほんの少しならいいのですが、たくさんあると困りますよね。
どういう食べ方をしたらいいのか悩みます。
そこで今回は固くなった干し芋を柔らかくする方法とおすすめの食べ方、活用の仕方についてお伝えしたいと思います。
固い干し芋を柔らかくする方法
干し芋がカチカチになって固い…
その固さはスルメといい勝負。
それくらい硬くなることがありますよね。
もうちょっと柔らかければ食べやすいのに…
食べているとアゴの筋肉が疲れます。
カチカチに固くなった干し芋を柔らかくして食べやすくするにはどうしたらいいのか、まずは2つの方法をご紹介します。
干し芋をトースターで焼く
干し芋を少し柔らかくするなら、トースターで少し焦げ目が出来る位焼くといいです。
熱いうちに食べれば柔らかく食べられます。
香ばしさも加わりおいしさも増します。
干し芋は火であぶって食べるのも一般的ですが、あぶるだけだと表面しか熱くなりません。
トースターで中まで温めるのが柔らかくなるコツです。
干し芋をレンジで温める
固くなった干し芋は電子レンジでも柔らかくする事が出来ます。
柔らかくするには干し芋を片面だけ水で濡らしてからラップで包み、レンジで20秒~30秒加熱します。
レンジで蒸すような感じですね。
干し芋に大量に水を付けるとべちゃべちゃになりますから、水をつけ過ぎないようにして下さい。
アツアツにするのもいいですが、電子レンジで加熱し過ぎると固くなってしまいます。
まずは20秒チンして、まだ固いようなら様子を見ながら少しずつ加熱して下さい。
これも冷めると固くなりますので、干し芋が温かいうちに食べるようにして下さいね。
固い干し芋のおいしい食べ方
干し芋をそのまま柔らかくするにはトースターやレンジで加熱します。
ここからはもうひと手間加えて固い干し芋を食べる方法をご紹介していきますね。
フライド干し芋
硬い干し芋なら油で揚げてフライド干し芋にしてはいかがでしょうか?
干し芋そのままの形で揚げてもいいのですが、やはりフライドポテトらしく細く切ってから油で揚げるのをおすすめします。
作り方は切ったさつまいもを170~180℃の油で素揚げにするだけ。
揚げた干し芋をそのまま食べるのもよし、砂糖を少し振るのもよしです。
どうせ硬くなった干し芋ですから、カラッと揚げて食べるのはいかがでしょうか?
芋けんぴ
先程のフライド干し芋同様、固いならカリカリにしてしまえ第二弾。
干し芋で芋けんぴです。
細目に切った干し芋をフライド干し芋と同じように170~180℃の油でカリカリになるまで揚げます。
油を切ったら飴に絡めればOK。
飴は干し芋が200g位なら、鍋に砂糖大さじ3、4杯、水大さじ2杯位を入れて加熱して作ります。
砂糖が泡立ってとろとろしてきたら揚げた干し芋を入れ、絡めながら煮詰める。
白く砂糖の結晶が鍋肌に出てきたら火を止めて、干し芋をクッキングシートに広げます。
冷めて砂糖が固まれば芋けんぴの完成です。
固い干し芋のおすすめアレンジと活用法
硬くなった干し芋を柔らかくしたり、芋らしく揚げたり芋けんぴにするやり方をご紹介してきました。
そしてさらに硬い干し芋のアレンジの幅を広げるとこんな使い方もあります。
とにかく簡単な方法です。
その食べ方を二つご紹介します。
干し芋のバターソテー
さつまいもはバターと相性が合います。
しっかりソテーにすれば柔らかくなりますよ。
作り方はいたって簡単。
熱したフライパンにバターを溶かし、じっくり干し芋を両面焼くだけです。
ソテーした干し芋はお好みではちみつやシナモンパウダーをかけて熱いうちにいただきます!
ちなみに干し芋だけじゃなく、薄切りにしたリンゴを一緒にソテーしても合います。
レーズンも入れてもいいかもしれません。
豚汁の具として使う
硬い干し芋があるなら、豚汁を作る時に具として一緒に煮込んでしまうという方法もあります。
干し芋を適当な大きさに切り、豚汁の具材と一緒に煮込むだけです。
煮てしまえばカチカチの干し芋も水分を吸って柔らかくなります。
そして豚汁が醤油仕立てでも味噌仕立てでもさつまいもは合います。
鍋に干し芋を放り込むだけで柔らかくなりますから、もし豚汁を作る機会があったら入れてみてはいかがでしょうか。
最後に
硬くなった干し芋をそのまま食べるのは疲れます。
アゴの筋トレにはなりますが、やはり硬すぎるのは食べにくいです。
少量ならトースターやレンジで柔らかくして食べられますね。
揚げたりソテーしていつもと違う干し芋の食べ方をするのも楽しみがあります。
せっかくですから干し芋以外の食べ方を開拓してみるといいかもしれませんね。