バーべキューで野菜は完全に脇役になってしまいますね。
せっかく用意しても、気づけば網のすみっこで焦げて干からびていた…という悲しい状態になっている事が多いです。
でも、工夫次第で野菜もおいしく食べる事ができます。
今回は定番のなすのおすすめの焼き方とバーベキューで出来る簡単メニューをご紹介します。
バーベキューのなすの焼き方でおすすめ
バーベキューでなすはよく焼かれています。
しかし、肉が主役のバーベキューではその存在を忘れ去られ、網のすみでカラカラになっている事も。
下手すると真っ黒に焦げていたり。
カラカラに干からびたなすを食べるのは虚しいものです。
ですので、まずはおいしいなすの焼き方をご紹介します。
バーベキューでなすを美味しく食べる焼き方
おいしくなすを焼くには乾燥させない事です。
そのまま切ったなすを網に置いて焼くだけではかなりの確実でカラカラになります。
ですので乾燥防止のため、焼く前にスライスしたなすにオリーブオイルを薄く塗っておきます。
ハケでオイルを塗りながら焼くのでもいいです。
この焼き方をするとおいしく食べられます。
そして火の強い所で野菜を焼くとこげますので、火の弱い所、網の端で焼くようにしましょう。
ちなみにオリーブオイルだけでなく、オイルにニンニクのすりおろしを混ぜた物を使ってもおいしいです。
もちろんチューブのにんにくを混ぜるだけでOKです。
注意しなくてはいけない事は、オリーブオイルが炭にしたたり落ちて火が燃え上がる事です。
やけどをしないように注意して焼きましょう。
バーベキューでなすを丸焼きにする方法
なすはスライスしたものを焼くことが多いですが、アクが多いので切ると変色してしまいますね。
その変色を防ぎたい、そして切るのが面倒…手間…と思う事もあります。
そんな訳で、次のおすすめの焼き方は『丸焼き』です。
だけどこの丸焼き、ただの手抜きではないんです。
なすを丸ごと焼くのは一番おすすめの焼き方ですよ!
自宅で作る焼きなすを屋外で作っちゃいましょう!
バーベキューで茄子を丸ごと焼く方法
なすを丸焼きにするには2通りの焼き方があります。
この両方とも下準備として、なすの皮に楊枝などでプスプス穴をあけておきましょう。
穴をあけていないとなすが爆発します。
注意です。
①そのまま網に乗せて焼く
丸ごとそのままのなすを直接網に乗せましょう。
時々転がしながら焼きます。
なすが焦げてきて、穴からブスブス水分が出て、柔らかく中まで火が通ったら完成!
②アルミホイルに包んで炭に投入
穴をあけたなすをアルミホイルに包んで、炭の中に直接投入して焼きます。
これも柔らかくなったら焼き上がりです。
こうして丸ごと焼いたら皮をむいてポン酢、しょうゆとチューブのショウガ、めんつゆなどお好みの味付けで食べます。
皮をむく時にとても熱いのでここでもやけどに注意です!
焼きなすは肉ばかりのバーベキューでさっぱりと食べられるので、脂っぽいものが苦手な方にはおすすめです!
バーベキューでのなすのアレンジレシピ
今までなすを焼くだけでしたが、なすはバーベキューにおいてアレンジの利く野菜です。
バーベキューでおすすめのなすメニューをご紹介しますね!
なすの肉巻き
■材料
- 細長く切ったなす
- 豚の薄切り肉
■作り方
- 豚のなすを豚の薄切り肉で巻いて焼くだけ
火が中火になる場所で転がしながら焼いて下さい。
ばらけないように注意!
焼く前に塩・コショウを振っておくのもいいですし、焼いてからしょうゆをかけて食べてもおいしいです。
なすのツナマヨ焼き
■材料
- スライス、もしくは縦半分に切って内側に格子状に切り込みを入れたナス
- ツナ缶 1缶
- マヨネーズ 大体大さじ3杯くらい
- みそ 小さじ1杯くらい(味を見ながらお好みで)
■作り方
- ツナ、マヨネーズ、みそをあらかじめ混ぜておきます。
- 焼く時になすにツナマヨを塗ります。
- なすに火が通ったら完成です。
お好みでとろけるチーズを乗せてもいいと思います。
縦半分に切ったなすを使う場合、なすの内側に切り込みを入れるのは火が通りやすくなるようにと食べやすさを考慮しての事です。
なすのピザ風
■材料
- スライス、もしくは縦半分に切って内側に格子状に切り込みを入れたナス
- 市販のピザソースかミートソース
- とろけるチーズ
■作り方
- ピザソースやミートソースをナスに乗せて広げます。
- 火の弱い所でナスを焼き、ナスに火が通ったらとろけるチーズを乗せます。
- さらに焼いてチーズが溶けたら完成!
お好みで乾燥バジルを振るとイタリア料理っぽくなります。
最後に
バーベキューのなすをおいしく食べるには水分を逃さない事がポイントです。
オリーブオイルでコーティングしたり、なす自体の皮で水分を閉じ込めて焼く事でジューシーに焼きあがります。
そしてチーズやピザソースとも相性が合いますし、子供が好きな味ですので作ってみると喜ばれるかもしれません。
哀れな干からびたカラカラ茄子ではなく、なすを名脇役にしてバーベキューを楽しんでみてくださいね。