どんぐりから虫が出ないようにするには 中にいるか確認できる?保存方法は?

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どんぐりは見た目がかわいくてつい拾ってしまいますね。
特に小さな子供はどんぐり大好きですので、家にたくさん持ち帰ってくることもしばしば。
ところがこのどんぐり、放っておくと虫が発生します。
でも、子供が大事にしているなら捨てられないですよね。
そこで、今回はどんぐりの虫対策と保存方法についてご紹介していこうと思います。

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どんぐりから虫が出ないようにする処理方法

拾ってきたどんぐりをそのままにしておくと、文字にするのも嫌ですが、いつの間にか白い虫様がどんぐりと共にいらっしゃいます。
放置しておくとかなりの確実で遭遇することになります。

嫌ですよね。
会いたくないですよね。

この虫はどこからやってくるのかというと、どんぐりの中からです。
どんぐりの中に潜んでいた虫が、成長して穴をあけて這い出してくるのです。

どんぐりにはこの虫がかなりの確率でいます。
ですので、遭遇しない為には虫退治をする必要があります。
まずはその処理方法をご紹介します。

冷凍する

一番簡単で楽な方法です。
どんぐりを冷凍庫に入れて1週間おきます。
そのあと平たいザルや新聞紙の上などにどんぐりを広げて乾燥させます。

冷凍しただけで虫だけでなく卵も死にますので、一番簡単でおすすめの方法です。

乾燥させる時は日陰に干して解凍させた後、天日干しにして良く乾燥させてください。
最初から天日干しするとどんぐりが割れる可能性がありますよ。

煮る

鍋にお湯をわかし、その熱湯にどんぐりを入れ、小さいどんぐりは3分位、大きいものは10分ほど煮ます。
とにかくグツグツ煮てください。
その後お湯から出して冷ましたら、平らなザルなどに広げて1週間程乾燥させます。
中までしっかり乾燥させることがポイント。

煮てから乾燥させる時も冷凍の時と同じように始めは日陰に干し、乾いてきたら日光に当てて天日干ししましょう。
これも割れ防止の為です。

この時中途半端な乾燥具合だとどんぐりがカビますので、よく乾かしてくださいね。

処理後のどんぐりの見た目

虫が出ないように処理をすると、特に煮た場合はどんぐり本来のツヤがなくなります。
また、どんぐり自体も発芽しなくなります。
もしツヤが欲しい場合は木工用のニスを塗ってください。
筆者は透明のマニキュアを塗ってみた事があるのですが、マニキュアだと剥げてきますよ。

どんぐりの中に虫がいるか確認できる?

正直に言って、どんぐりから虫が出ないように処理するのは面倒です。
どうせだったら最初から虫がいないどんぐりを選んで拾って来れればいいですよね。

でも、どんぐりに虫がいるかどうかの見分け方はあるのでしょうか?

どんぐりに虫がいるか見た目で確認できる?

どんぐりの外観を見て虫がいるかどうかを確認する事はできないと思った方がいいでしょう。
なぜなら虫はどんぐりの帽子と本体の境目の部分に小さな穴を開けていたり、どんぐりが緑色で柔らかいうちにとても小さな穴を開けて中に卵を産み付けるからです。
卵を産むために開けた穴は塞がってしまうので、見て確認することができません。
そのため見た目がきれいでも中から虫が…という事が起こるのです。

どんぐりに穴が開いている場合

どんぐりに丸く穴が開いている場合があります。
これは虫が成長して出ていった時に開けた穴です。
もう虫がいないという事もありますが、まだ二匹目がいる可能性もあるので油断できません。

また、どんぐりの表面にシミや点々と模様がある場合は虫がいる可能性が高いです。
あと、ハイイロチョッキリという虫は産卵後に小枝ごと切ってどんぐりを木から落としますので、枝が付いた状態で落ちているどんぐりには虫がいる可能性がかなり高いです。

ちなみにマテバシイという細長くて大きなどんぐりは殻が非常に固いので、絶対いないとは断言できませんが、虫がいる事は少ないです。

どんぐりを水に入れて虫がいるか確認できるって本当?

水にどんぐりを入れて浮かぶと虫がいるという話があります。
これはどんぐりが浮くのは虫食いで中身がスカスカになっているから、という説から来ていますが、実際のところ水に浮くか沈むかで虫が中にいるかは判断できません。
虫食いが無くてもどんぐり自体が乾燥して軽くなれば浮くからです。
浮き沈みだけでは虫がいるかどうかの判別はできません。


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どんぐりの保存方法

どんぐりをお子さんのコレクションや工作するものとして保管するなら、凍らせたり茹でたりして虫が出てこないように処理をしておく事が必要です。
さらにその後の保存方法も注意点がありますのでご紹介しておきますね。

どんぐりの表面が乾いていても中が乾燥しきらず水分が残っている事があります。
特に虫対策の処理でゆでた場合、どんぐりの実はたくさん水分を吸っています。
そこで保管する時に気を付けなくてはいけないのが『カビ』

一見乾燥しているからといって缶やビニール袋に入れておくとカビだらけになる事があります。
ですので、まずは日当たりのいい乾燥した場所でよーく乾燥させてから、カゴや紙袋などの通気性のいい入れ物に入れて保存することをおすすめします。

虫の次はカビに注意ですよ。

まとめ

どんぐりはかわいいのですが、自然の中の物ですので虫が付いています。
これを家の中に置いておくなら虫対策は必須です。
そうすれば虫に遭遇する事はありません。

お子さんがコレクションしていたり、これからやってくるクリスマスの飾りに使うなら絶対処理しておきましょうね!

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