潮干狩りには最適な時間というのがあります。
何だか漁師さんが朝早いので潮干狩りも午前中のような気がしますね。
あと、テレビの地域情報とかで日差しの中で貝を採っている人たちが映るので、何となく昼の時間帯ならいつでもいいような気もします。
しかし、何となくの時間で行くと潮干狩りができない事もあります。
準備して行ってもできなかったらがっかりです。
せっかくですからベストな時間を確認して行って、たくさん貝を採りたいですよね。
そのため事前に潮干狩りに最適な時間とその確認方法をこちらでチェックしていきましょう。
潮干狩りに最適な時間は?
潮干狩りをする最適な時間はいつなのか、初めて行く場合だとわかりませんね。
まずは潮干狩りをするのに最適な時間を確認しましょう。
潮干狩りをする時間帯
まず、潮干狩りをするのに最適な時間は『干潮時間の前後2時間くらい』と覚えておきましょう。
できれば干潮2時間前に初めて、干潮時間には終わらせる予定でいた方がいいでしょう。
さらに言うなら『大潮』の日がベストです。
ちなみに有料の潮干狩り会場ではない場所であれば、大潮の日に行かないとあまり採れません。
いつでも潮干狩り出来るような岸に近い部分は貝を掘り尽くされてしまっているからです。
大潮で遠くまで潮が引いた時、普段は海中に潜っている部分を掘るようにしていけば潮干狩りが楽しめると思います。
有料の潮干狩り会場であれば特に大潮の日でなくても『干潮時間の前後2時間くらい』に行けば採れますよ。
駐車場の混雑も計算に入れて
車で行く場合は早めにいかないと駐車場が満車になってしまう事もあります。
皆さん干潮時間の2時間前位には会場についていますので、当然ですがその頃には満車になっている可能性が高いです。
また、大体みんな日が高くなってから潮干狩りをしたいと考えていますので、干潮時間の事もありますが昼頃に駐車場に着くようだと厳しいかもしれません。
車で行くなら早めに到着するようにしましょう。
駐車場の事も考えると、潮干狩りに一番最適なのは『大潮の日で干潮時間が午前中のちょっと早い時間の日』ではないでしょうか。
大潮でなくても『干潮時間が午前中のちょっと早い時間の日』ならいいと思います。
なぜなら朝から駐車場が満車になっている事はそうそうないからです。
10時頃干潮になるなら8時前には到着して、干潮時間には終わらせる…
朝早いですが漁師さんのように朝の光を浴びながら貝を採るのもいいかもしれません。
注意:潮干狩りができない日もある
潮干狩り会場によっては、期間中に休業日を設けている場合があります。
その日は会場に入れません。
ですので、事前にその会場や管轄の漁業組合のホームページなどで休業日を確認して予定を立てましょう。
潮干狩りの干潮の時間の確認は?
潮干狩りをするのに最適な時間は『干潮時間の前後2時間くらい』でした。
ただ、この干潮の時間は日によって変わります。
ですので、行く日の干潮時間を確認して予定を立てましょう。
干潮の時間の確認
干潮時間の確認は見慣れないとわかりにくいです。
そこで、見やすいサイトがありますのでご紹介します!
コチラ!↓
わかりやすい潮見表 日本全国 潮見表 潮MieYell(しおみエール)
筆者が色々見た中で一番こちらのサイトが初心者でも見やすくわかりやすいです。
最初に県を選択して、変わったページの上部の「地域から選ぶ」の下に小さく地名が出ていますので、近くの地名をクリックすると表示されます。
左側の日付の横にある「潮」の欄で『大』とある所が大潮です。
また、右の方には潮干狩りに適した日なのかどうかも印がついています。
こちらで確認して予定を立ててみましょう。
アプリ版もあります。
「潮MieYell Week」アプリ
そういえば干潮って何?
これまでに『干潮』とか『大潮』という言葉を使ってきましたが、意味を確認しておきます。
干潮とは
干潮とは潮が引ききった状態のことです。
引き始める時間ではありませんよ。
もうこれ以上潮が引くことがない引き潮のピークと言ってもいいでしょう。
この干潮を過ぎると今度は潮が満ちてきます。
逆に『満潮』とは潮が満ちた時のピークです。
満潮の後、今度は潮が引いていきます。
大潮って何さ?
『大潮』は1日の満潮と干潮の潮位差(海面の高さの差)が大きくなる期間の事です。
逆に満潮と干潮の潮位差が最も小さくなる時期を『小潮(こしお)』といいます。
理由は太陽と地球と月の天文的位置関係によるものですが、ここでは詳しい説明は割愛します。
ちなみに大潮の時期の目安は「新月と満月の前後数日間」です。
潮見カレンダーにある『長』と『若』について
潮見カレンダーには『長』と『若』というものがあります。
「中」はなんとなく大潮と小潮の間の中潮…?と想像できますが、「長」と「若」については検討もつきません。
この「長」の方は潮干狩りには適さないので、一応どんな日かも確認しておきましょう。
■「長」は長潮(ながしお)の事
小潮の最後で上弦、下弦を1~2日過ぎた頃に潮の満ち引きの差がさらに小さくなり、変化がゆるやかに長い時間続くように見える日の事です。
■「若」は若潮(わかしお)の事
長潮の翌日で、大潮に向かって次第に干満の差が大きくなっていく日です。
翌日は「中潮(なかしお)」に、そして大潮になります。
ですので、潮干狩りのベストは大潮の期間ですが、それ以外であれば若潮以降の中潮の期間となります。
潮干狩りは満潮の時間にはできない?
潮干狩りに行こうと思った日の干潮時間が明け方と夕暮れだった…
そんな日も中にはあります。
そして都合上他の日に変更ができないという場合もありますね。
日中は満潮の時間…
潮干狩りを満潮の時間に決行しても大丈夫なのでしょうか?
潮干狩りは満潮の時間にできない訳ではない
干潮のタイミングでなくても、まあ何とか潮干狩りはできます。
ただ、満潮の時間より後から始める事になります。
満潮からは段々潮が引いてきますから、引いていく潮を追いかけていく形になります。
逆に干潮の後からは絶対に適さない時間となります。
これから潮がどんどん満ちてくるので砂を掘ったりできませんし、何より危険です。
貝は遠浅の干潟の砂の中にいます。
潮が満ちてくるような状況ではできません。
このように何とか満潮の時間帯でも潮干狩りはできますが、やっぱり潮が引いていませんので普通にしゃがんで熊手で掘るには場所が限られてきます。
ですのでたくさん採れる事は期待できません。
また、小潮や長潮の日は潮があまり引きませんので、満潮の時に潮干狩りはできないと思った方がいいでしょう。
まとめ
潮干狩りに適した時間は干潮の前後2時間でしたね。
考えてみれば海は満ち引きをしているのでした…
日によって干潮の時間がちがうので、予定を立て辛い所もあります。
うまく時間の調整をして行きたいですね
事前に持ち物もチェックして、たくさんアサリが採れるように張り切っていきましょう!
持ち物の確認もこちらでしましょう!
⇒潮干狩りの持ち物や道具であると便利な物や禁止されている物をチェック!
小さなお子さんがいる場合は更にこちらも
⇒潮干狩りに子供と行く時の持ち物や服装の準備と注意したい事
海の事故にも気をつけて、行ってらっしゃーい!