2月になるとニュースでも札幌雪まつりの話題が出ます。
自衛隊をはじめ製作者のみなさんが総力をあげて作った巨大雪像はテレビのモニター越しに見ても圧巻です。
冬の北海道旅行では是非実際に見てみたいものです。
だけど雪が降らない地域から雪まつりに行く場合、寒さが心配ですよね。
雪道で足元も不安です。
一体どんな服装で行ったらいいのか、寒い中見て回るのにどれくらいの時間がかかるのか確認していきましょう。
札幌雪まつりにはどんな服装と靴で行けばいい?
札幌市の2月の平均気温は-3.1℃です。
寒い中屋外にいるのですから、防寒対策は万全にしたいですよね。
札幌雪まつりを見て回る時の服装は
冬の北海道は屋外はとても寒いですが、屋内は薄着で過ごせるくらい暖かいです。
暖かい室内で汗をかいてしまうと体が冷えますので、調整がしやすいように脱いだり着たりできるような服装がいいです。
下着から順番に
・ヒートテックの半袖かタンクトップ
・その上にタートルかハイネックのあまり厚くない長袖(ヒートテックで一枚でも着れる物)
・長袖の暖かいニット(屋内で暑かったらニットを脱いで調節)
さらに自分で調節してもう一枚羽織ってもいいと思います。
・厚手のタイツ
タイツは防寒の為と、寒すぎてズボンで肌がスレて傷ができるかもしれないから
・ウールかコーデュロイ、裏起毛などあったか素材の長ズボン
ジーンズは寒いですよ。
スカートは寒いうえに滑って転んた時の事を考えると止めた方がいいです。
・耳が隠れる帽子か、帽子とイヤーマフ(俗にいう耳当て)
頭を寒さから保護するとしないでは全然違います!
・マフラー
・手袋
・カイロ(服に貼るタイプと靴に入れるカイロ)
カバンは両手が空くように斜めがけの物がいいです。
転んだ時に手が付けるようにするためです。
両手が空いてもリュックは意外と不便です。
札幌雪まつりを見て回るのに適した靴は
慣れない雪道を歩くのはちょっと不安ですよね。
でも、雪まつり期間中で除雪されていますので、雪に埋もれる事はありませんし特別スノーブーツでなくても大丈夫です。
通常のブーツやレインブーツ、トレッキングシューズに防水スプレーをした位で大丈夫。
さらにゴツゴツしたゴム底であれば滑りにくいと思います。
路面が凍結しますので、ヒールはもちろん×です。
札幌雪祭りに足元の滑り止めは付けていくべきか
通常のブーツなどでも大丈夫ですが、やっぱり滑って転ぶ可能性はかなりあります。
そう考えると靴に滑り止めを装着した方が安全のような気がします。
実際のところ必要なのでしょうか。
靴に滑り止めは必要か?
雪まつり会場は除雪されています。
さらにそこに砂がまかれているところなら滑って転ぶ危険はあまりありません。
ただ…大丈夫なのですがそれ以外の凍結した所で滑る。
特に道路が凍結した時が滑って危険です。
横断歩道を渡ろうとしてスッテーーン!と転ぶ人が多いです。
これは地元の人もよく転びます。
北海道に売っている冬用の靴でも対応不可です。
ですので、できれば滑り止めを装着した方がいいです。
靴底に貼るタイプでもいいですが、靴にはめるタイプのスパイクが一番安心。
歩く時は歩幅を狭く、腰を落としてペンギン歩きをしましょう。
札幌雪祭りを見て回る所要時間はどれくらいか?
服装も靴も準備OK!
でも雪まつりはとても寒い屋外です。
見て回るのにどれくらいかかるのか、時間の目安も確認してみましょう。
札幌雪まつりを見て回る所要時間
巨大雪像がある大通会場の長さは約1.5kmですが、すべて一方通行となります。
全部見るには端から端まで行き、更に反対側の通路から戻ってくる必要があります。
移動だけで往復の3km歩きますので、約40分位かかります。
もちろん、じっくり見たり写真撮影をすればもっとかかります。
3時間弱は見ておいた方がいいでしょう。
混雑して列が動かないと更に時間がかかります。
すすきの会場は200mくらいの距離に氷の像が展示されています。
さっと歩きながら見るだけなら30分もかからないです。
混雑する時間
大通会場、すすきの会場のどちらも17時頃から人が増え始めて18時台が一番混雑します。
ススキノは21時頃まで混雑が続きます。
ゆっくり見るなら午前中から昼3時頃までがいいでしょう。
得に午前中は空いています。
また、かなり寒いですが20時以降も混雑が緩和されて割とゆっくりと見ることができます。
まとめ
雪が降らない地域から札幌雪まつりに行くためにはとにかく防寒対策が大事ですね。
最後にまとめます
- 室内と屋外で気温差があるので、調整しやすい服を着る
- ヒートテックやウールなどのあったか素材の服を重ね着する
- 靴は通常のブーツやトレッキングシューズに防水したものでOK
- 靴に滑り止めは装着したほうがいい
- 大通会場は見て回るのに3時間弱かかるので、完全防寒で行くべし
以上です。
気温もそうですが、慣れない雪の環境ですのでとにかく怪我や事故に遭わないように気をつけたいものです。
安全に気をつけて楽しんできましょう!