祇園祭の宵山の楽しみ方と見所 昼間や15日の宵々山に行くなら?

祇園祭でイメージするものは山鉾ですが、この山鉾の巡行の前夜祭が宵山です。
毎年たくさんの人が訪れ、祇園祭のメインとなっています。

ところで、祇園祭の宵山はどんな見所があるのでしょうか?
そしてお祭りは夜のイメージが強いですが、昼間や宵山の前日の15日に行っても楽しめるのでしょうか?

この祇園祭の宵山の楽しみ方を確認してみましょう。

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祇園祭の宵山の楽しみ方

祇園祭は1ヵ月続く八坂神社のお祭りです。
その中で一般の人がお祭りを堪能できるのが宵山でしょう。

祇園祭は7月17日までの前祭(さきまつり)と18日以降の後祭(あとまつり)があり、それぞれに宵山があります。
この2つのうち前祭の宵山が大変にぎわいます。

宵山の期間は山鉾巡礼の前の3日間となり、16日(後祭は23日)が宵山、15日(22日)が宵々山、14日(21日)が宵々々山です。

一般的なお祭りのイメージは屋台と花火ですが、まず祇園祭では花火の打ち上げは行いません。
この祇園祭の宵山はどのような楽しみがあるのでしょうか?

山鉾や美術品の鑑賞

宵山では山鉾が通りに展示されています。
この山鉾を近くで見る事ができます。
近くで見られるだけでなく、鉾の中も見学させてもらえますよ!

また、『屏風祭』が開催され、町内の由緒ある町家では屏風や美術品を外から見える所に展示してくれています。
それらをそぞろ歩きして見て回るのが祇園祭の宵山の楽しみ方です。

混雑具合は?

前祭の16日の宵山は大混雑します。
狭いエリアの狭い通りにたくさんの人が集まります。
特に歩行者天国が始まる18時~20時は思うように歩けない位、とんでもない混み方をします。
2017年の宵山の18時時点での人出が4万5千人だったそうです。
この日の夕方から行かれるなら人混みにもまれる覚悟をして行く必要があります。

2018年は14日~16日が土日祝日となるため、15日も16日も人出は変わらないかもしれません。

屋台は?

前祭の宵山の15日と16日が祇園祭で屋台が出る唯一の期間です。
後祭の宵山に屋台は出ませんし、歩行者天国にもなりません。

屋台の出店場所は 以下の「通り」です。

  • 室町通り
  • 烏丸通り
  • 新町通りで山鉾が建っているエリア

屋台が出る時間は午前9時~午後11時です。
鳥丸通りは歩行者天国の時間帯の午後6時~午後11時が屋台出店時間となります(変更する可能性があります)

定番の屋台の食べ物からタンドリーチキンなど多国籍な料理もあり、レストランがお店の前で屋台用の料理を売っていたり雑貨があったり、更には呉服屋が浴衣の激安セールをしていたりと多種多様な屋台が出ています。

ただ、狭い道の両側に露店が出ているので、人の流れが滞って前に進めません
夜に行く場合はとにかく人に流されたり動けなかったりしますので、屋台で食べ物を買って食べる場合は「私はここでッ!かき氷をッ!!買って食べるゥゥ!!!!」位の強い意志が必要となります

祇園祭の宵山の見所

宵山の楽しみは動く美術館と称される山鉾を間近でみたり、町屋の所蔵するお宝を見られる事です。
それぞれのおすすめポイントもご紹介します。

山鉾の展示

宵山の夜は絢爛豪華な鉾や山がいっそう美しく見えるときです。
提灯のあかりと浮かび上がる山鉾の姿を堪能しましょう。
お囃子の終了後、遅くても23時頃に提灯は消灯します。
この時間は各山鉾ごとに違います。

そして宵山の時だけ山鉾に登って中を見せてもらえます。
長刀鉾や放下鉾など女人禁制になっている所もありますが、今は大抵の山や鉾で女性にも見せてくれます。
山鉾は無料で乗せてくれる所もありますが、拝観料200〜300円位の有料の所やグッズ購入で乗せてもらえる所など各山鉾ごとに料金はそれぞれ違います。

夜の山鉾の見所 函谷鉾の提灯落とし

函谷鉾(かんこほこ)は大体22時頃のお囃子が終わった直後、提灯の灯が一斉に消え、次の瞬間全ての提灯がバサッと下に落ちます。
ほんの数秒の事ですが、これが結構ドラマティックで見ている人から歓声と拍手が起きます。
もし遅くまでいられるようなら、21時30分頃から周辺で待機していてその瞬間を逃さず見る事をおすすめします!

屏風祭

町屋のそれぞれのお宅がその家に代々伝わる屏風や美術品を通りに面した部屋に展示してくれ、それらを道行く人は鑑賞できます。
展示してくれる家の多くは新町通り、室町通りの四条より南に多くあります。

狩野派や土佐派の国宝級の絵画やシルクロードを通って異国からもたらされた重要文化財レベルの品が展示されている事もあります。
また、屏風が手前から家の奥まで連なるレイアウトをしている所もあり、展示品のすばらしさと共に町屋造りの奥行がどれだけあるかも感じる事もできます。

これらは個人の家や会社が善意でしてくださっている物で場所も個人宅ですので、大声で騒がずにマナーを守り鑑賞しましょう。

会所

それぞれの山や鉾の町会所では山鉾に飾る美術品の展示をしていたり、それぞれのオリジナルグッズやお守り(粽:ちまき)を販売しています。
ここで個人的なおすすめをご紹介したいと思います。

蟷螂山(前祭)

からくり仕掛けで腕や頭、羽が動くカマキリ君が乗っている山の会所です。
会所にもからくりで動くカマキリのおみくじがあり、カマキリ君が転がってくる玉をキャッチして占うのですが、カマキリ君は玉を落としてしまう事もしばしば。
落としてしまった時は隣にいるお嬢さんが拾ってくれます。
お子さんが一緒なら喜ぶかもしれません。

動くカマキリのおみくじ ↓ これがそうだ!

鯉山(後祭)

鯉山の会所の『鯉の滝登りの彫り物』と一緒に展示されている「明らかに日本じゃない」タペストリー。
実は重要文化財で日本にしかない貴重な物で、16世紀にベルギーで織られたタペストリーを仕立て直したものそうです。
遠目では中世ヨーロッパの物とわからないのですが、よく見ると西洋の絵…ミスマッチなのか意外と合っているような…よくわからない不思議な組み合わせがいいです。


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祇園祭の宵山は昼間や15日の宵々山でも楽しめる?

夜はとんでもない混み方をする宵山。
16日は昼間も混みますが、まだ夕方以降よりはマシな気がします。
それよりも前日の15日の宵々山の方が混雑しません。
(2018年は15日が連休中日なのでわかりません)

混雑を避ける他、スケジュールの関係で15日や16日の昼間に行きたいという事もありますよね。
お祭りのイメージは夜ですが、宵山に昼間に行って楽しめるか確認しましょう。

ゆっくり見たいなら昼間がおすすめ

山鉾の全体や胴掛け、装飾品をじっくり見たいなら昼間に限ります!
鉾や山の綺麗な飾り物も昼間の明るい光の中ならよく見えますし、何よりすいています。
山鉾に登らせてもらうなら絶対昼間にしましょう!

夕方以降に山鉾を見るのは混雑しすぎて難しいです。
特に長刀鉾周辺は人が多すぎて歩けません。
夜に行く人には「長刀鉾に近寄るな!」と警告したい位です。

屏風祭も昼間の方がゆっくり見られます。
見て回るのも夜は人混みでなかなか前に進めないので、昼間に回るのが最良の策です。
鉾町界隈は歩行者天国になった後は一方通行・進入規制される為、思うように歩くこともままなりません。
あそこで右に曲がりたいと思っても一方通行なので曲がれず、遠回りすることになります。

14日、15日に行っても楽しめる?

15日の宵々山の昼と14日の宵々々山、そして後祭なら基本的にそこまで混みません。
山鉾の展示も屏風祭も宵々々山からしています。
14日と後祭は屋台が出ませんし歩行者天国にもなりませんので、屋台は期待せず山鉾や屏風祭を観賞したり町会所巡りをするにはふさわしい日でしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

夜の提灯の灯りで幻想的な山鉾も雰囲気があっていいですし、昼間や宵々山に行けばそこまで混雑しないので山鉾の中までじっくり見せてもらえます。
他のお祭りと違い、山鉾や町屋のお宝を見せてもらえるのが祇園祭の醍醐味です。

行く時は夜でも熱中症対策をしっかりして楽しんで来ましょう!

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