おでんのこんにゃくに味をしみこませるには 下ごしらえや煮方についてご紹介

おでんを家で作ってみると、こんにゃくに味がしみない事がありますよね。
だしがしっかり染み込んでいればもっとおいしいのに…

こんにゃくは味がしみにくいと言いますから、これは諦めるしかないのでしょうか?

実は、調べてみるとおでんのこんにゃくに味をしみこませる方法がある事がわかりました。
そんな訳で今回はこんにゃくに味がしみるようにする下処理と煮方についてご紹介したいと思います。

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おでんのこんにゃくに味をしみこませるには?

おでんの具の定番であるこんにゃく。
出汁で煮込んでプリプリした食感がおいしいですよね。
おでんは家でも手軽に作れますから、冬の定番メニューです。

しかし、実際作ってみるとこんにゃくに味が染みていなかったりします。

プリプリはしてるんだけど…
食感はいいんだけど…

やっぱり味が染みてない!

こんにゃく自体が味が染みにくそうな食材だから仕方ないのかもしれませんが、それでも出汁の風味がしみ込んだこんにゃくの方がおいしいですよね。

どうしたらこんにゃくに味を染みさせる事ができるのか?
そのポイントはこんにゃくの水分にありました。

こんにゃくに味を染みさせる仕組み

こんにゃくにおでんの出汁を染みさせるには、まずはこんにゃくから水分を抜いて出汁を染み込みやすくする事です。

余計な水分を抜いて、その開いたスペースにおでんのつゆをしみこませる作戦です。

そしてもう一つ、浸透圧の力でこんにゃくの内部に味を染み込ませる事です。

浸透圧とは、物質の内と外で塩分などの濃度を一定に保とうとする力の事です。

こんにゃく内部の水が外に出て、外側の塩分やだしの成分が混ざった液体がこんにゃくの中に入る事で同じ濃度になろうとします。

こういった力を利用して、こんにゃくに味付けをしましょう。

おでんのこんにゃくの下ごしらえについて

おでんのこんにゃくに味をしみこませるには、まずは下ごしらえです。

通常の下ごしらえの仕方は、こんにゃくに隠し包丁を入れて下茹でしておきますよね。
ここでは味を染みやすくする為に、こんにゃくの水分とアクを一緒に抜くやり方で下ごしらえします。

ただ、これからご紹介する方法が使えるのは原材料が『こんにゃく粉』の物です。

『こんにゃく芋』となっていた場合はこの方法は使えません。
通常の下茹でするあく抜きが必要になります。

おでんのこんにゃくの下処理の仕方

まず、こんにゃくに隠し包丁を入れ、食べやすい大きさに切ります。

そのこんにゃくをポリ袋に入れ、砂糖も入れます。
砂糖はこんにゃく一枚に対して大さじ1杯程度です。

これを2、3分揉み込みます。
揉む事で砂糖を馴染ませるだけでなく、こんにゃくを柔らかくする効果があります。

揉んでいるとこんにゃくから黒っぽいというか、グレーの水が出てきます。
これは砂糖にこんにゃく内の水が引き寄せられて出てきたものです。

この水を捨てて、こんにゃくをそのままおでんに使います。

そのまま使うのはちょっと…という場合は軽く水洗いして、キッチンペーパーで水分を拭いておいて下さい。
せっかく水分を出したのですから、ここで水分を吸わせないように注意!

実はこんにゃくの水分は全体の97%を占めます。
このように砂糖でこんにゃくの水を少し抜いておくと、水が抜けた部分に出汁が浸透しやすくなるという訳です。

水を抜くには砂糖ではなく塩を使ってもいいのですが、塩だとこんにゃくに塩気が付いてしまいます。
そして砂糖の方が吸水性がありますので、砂糖で揉む方がおすすめです。

ちなみにこんにゃくの隠し包丁は100均ショップで売っている『白髪ねぎカッター』を使うと楽にできますよ。

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おでんのこんにゃくに味がしみる煮方は?

今度はこんにゃくの煮方です。

おでんのこんにゃくに味を確実にしみこませるには、おでんの出汁に半日程こんにゃくをつけておきます。

おでんの出汁は常温です。
煮る必要はなく、ただこんにゃくを漬けておくだけです。
浅漬けのように半日こんにゃくを漬けておくだけで、浸透圧の効果によってこんにゃくに出汁が染みます。

そしてこんにゃくを鍋に入れる時は最初から入れてコトコト煮るのではなく、大根に火が通った位のタイミングで入れて、こんにゃくを温めるような感じで火を通せばOKです。

こんにゃくは煮る時間が長くなると固くなるので注意です。

このやり方は、早い段階で「今日はおでんにする」と決めておかないとできません。
急遽おでんにする事にした場合は対応できません。

突発的におでんになってしまった場合は、こんにゃくを砂糖で揉み込んで水を抜いてから、一般的なやり方通り大根などと一緒に最初から煮るやり方で対応して下さい。

最後に

こんにゃくの味染みを良くするためには下処理の段階で余計な水分を出し、こんにゃく内にだし汁が染みるスペースを作ってあげる事とだし汁に漬けこむ事で味を浸透させる事です。

味がしみないからと言って長い時間グツグツとこんにゃくを煮込んでしまうと、こんにゃくは固くなってしまいます。

これは煮過ぎると『離水』という水分が抜ける現象が起こるからです。
一度でも離水減少が起こったこんにゃくは元のプルプルの状態に戻りません。

砂糖で揉む事とだし汁に漬けて放置、ちょっと時間がかかりますがこうしておでんに味を染み込ませましょう。

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