とにかく痛い坐骨神経痛 そもそも坐骨神経って何さ?
腰から下が痛すぎて動けない…(泣)
私は過去に坐骨神経痛になり、いくつかの整形外科に通っても治らず、名医と呼ばれるお医者さんに診てもらっても原因不明と診断が下され絶望していました。
果たしてこれは治るのか!?と思っていましたが、筆者は治りました!
初期のあまり痛くない状態から激痛を経て、治るまで5年かかりましたが。
多分私は坐骨神経痛でも最高レベルの痛みに達した方だと思います。
一番ひどい時は普通に歩けず、朝起き上がる事も、体を少し動かす事も容易ではありませんでした。
寝た状態から痛すぎて立ち上がるまで15分位かかっていましたから。
通常なら3秒で起き上がれるのに。
動きの遅さは動物のナマケモノ以下。
左足に痛みが出ていましたが、とにかく動く度に激痛が走るため相当な覚悟をもって体を動かしていました。
もちろん歩いて移動するにも通常の何倍も時間がかかり、階段の上り下りなど命がけ。
電車で立っている時も揺れは地獄の責め苦以外の何物でもない。
最終的には痛すぎて立ち上がっても壁に手をついたまま動けず、本当に壁を這うように動いていました。
この頃は痛い日は会社へ出勤もできずに休みました。
そして、最初に言ってしまいますが、私の坐骨神経痛の原因はまったく整形外科とは関係のない所にありました。
そこから更に踏み込んで追求すると、恐らくその先の大元の原因があるとも思います。
なぜ原因がわかったのか、どのような症状が起こったのか、これから私が坐骨神経痛の痛みを抑え込むまでの約5年に渡る戦いの日々を記していこうと思います。
併せてこの坐骨神経痛の痛みを引き起こす原因について調べた情報も記載します。
筆者を襲った痛みの強さをこのように6段階のレベルで表してみました。
レベル1 尻の奥にしびれ、鈍痛?痛いというより違和感。
レベル2 尻に明らかな痛み。
レベル3 尻の肉を強くゴリィッ!とえぐられるような痛みと股関節の痛み。
レベル4 尻からふくらはぎへの痛みの範囲の広がり。体重をかけただけで尻、股関節からふくらはぎまで痛い。怖くて走れない。
レベル5 動くと筋肉がちぎれるような強い痛み。 もう今までの速さで歩けない。
レベル6 神をも呪わんばかりの激痛で全く動けない。
坐骨神経痛かをチェックしよう
恐らくこのブログをご覧になっているあなたは、何か痛みや違和感を感じているのではないでしょうか。
ここでまず、あなたが坐骨神経痛かどうか下のリストからチェックしてみましょう!
- お尻の肉の奥の違和感、鈍痛、痛みやしびれ。
- 股関節に痛みやしびれ。体重をかけると痛みが走る。
- 太ももの裏側(私の場合は外側の斜め裏側)のしびれ、痛み。
- ふくらはぎ裏側のしびれ、痛み。
- お尻から下の下半身が重く感じる(主に片側だけ)。
- 腰も足も痛くて仰向けで寝られない。
- 上体をひねると足まで痛い
- お尻や足に冷たい、熱いなどの感覚異常がある。
- 足の裏がジンジンしたり、足の裏の皮ふが厚くなったような感じがする
- 腰や足に脱力感があり、足に力が入らなくなったり、階段でよくつまずく。
- 歩いているうちに足のしびれや痛みが強くなって歩けなくなる。
- 左右の足の筋力に差があるように感じる。
- 会陰部のあたりの感覚が麻痺して、歩いていると尿や便が漏れることがある。
いかがでしたか?
こちらの13項目の一つでも当てはまれば坐骨神経痛の可能性アリです。
特に11番と13番に該当した方、今すぐにでも病院に行ってください!
坐骨神経痛の症状が出る場所は
上の画像で示した坐骨神経が通っているところが痛くなりますので
お尻~太ももの裏側、外側、ふくらはぎの裏側、外側、さらに足の裏やつま先まで痛くなることがあります。
坐骨神経痛とは?
そもそもこの痛い坐骨神経痛とは何なのでしょう?
実は…
「坐骨神経痛という病気はない…!?」
その通りです。
坐骨神経痛というのは病名ではありません。
他の病気から起こる症状の総称です。
その病気から下半身の「坐骨神経」に支配された筋肉や皮ふが痛くなる症状です。
坐骨神経ってどんな神経?
簡単に言うと「脊髄から伸びている鉛筆位の太さの末梢神経」です。この神経はお尻から太ももの裏側を通り、ひざあたりですねとふくらはぎに分かれて足の裏、足の甲に続いています。
坐骨神経は脳からの運動の指令を伝えて足を動かしたり体のバランスをとったりしています。
この赤い所が坐骨神経↓
脊椎(せきつい)=背骨
脊髄(せきずい)=背骨の中を通っている神経
という違いがあります。
坐骨神経は背骨の下部分の骨「腰椎」と「仙骨」から出た神経が集まったものです。
実際に経験して思った事は、なかなかこの坐骨神経痛はしぶとい症状です。
もちろん個人差がありますが、最初に症状が出始めた頃はすぐに何ともなくなるものだと思っていました。
しかしこの坐骨神経痛は予想を裏切る悪化をしてくれましたので。
何か「自分も坐骨神経痛化も…」と思うところがありましたら早めに対処した方がいいと思います。
本当に、本当に痛くてつらいものですから。
このサイトでは筆者の体験談と共にヒントとなる情報を記載していきますので、何かヒントになるものがあれば幸いです。