うなぎと梅干しで腹痛が起こる?食べ合わせはスイカも悪いの?

うなぎと梅干しは食べ合わせが悪いと言われますよね。
本当にお腹を壊す食べ合わせなのでしょうか?
一体なぜ一緒に食べない方がいいのでしょうか?
梅干しの他、うなぎと食べ合わせが悪いものはあるのでしょうか。
これらのうなぎとの食べ合わせが悪い物についてまとめました。

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うなぎと梅干しで腹痛が起こる?

うなぎと梅干しは食べ合わせが悪いと言われていますよね。
昔から言われている事ですが、本当にいっしょに食べると腹痛がおきたりお腹を壊す事はあるのでしょうか。
でも、これでお腹が痛くなった人を見た事がないような…
まずは本当にうなぎと梅干しは食べ合わせが悪いのか確認してみました。

うなぎと梅干しの食べ合わせは本当に悪い?

よく言われるうなぎと梅干しの食べ合わせの悪さですが、これには何の根拠もありません。
昔から言い伝えられている迷信です。
この食い合わせでお腹を壊す事はありません。
体内でうなぎと梅干しの成分が混ざって何らかの体に悪い物質が発生する事もありません。
ですので、うな丼を食べながら梅干しを食べても全然平気ですのでご安心ください。

うなぎと梅干しは実は相性がいい

一般的にうなぎと梅干しを一緒に食べたら腹壊すぞ!と言われますが、実はこの食べ合わせはとても相性が良いです。

鰻って脂が多いですよね。
食べているとさっぱりした物を食べたくなります。
そこで酸っぱい梅干しを食べると口直しになります。
また、梅干しに含まれている酸味の素のクエン酸には唾液や胃液などの消化液の分泌を促してくれるので、食欲増進・消化吸収を助けてくれます。
そしてうなぎに滋養強壮効果があるのは言うまでもないですが、梅干しのクエン酸にも疲労回復効果があります。
実は梅干しとうなぎは相性のいい食べ合わせなのです。

そしてうなぎと梅干しを使ったこういったレシピもあります。

■家庭画報.com うなぎと梅干しは■実は相性ばっちり!? お酒が止まらない一皿です 「うなぎ梅干し和え」

さらには「お食事がどんどんすすむ一品」と紹介されている「うなぎ梅しそ寿司」。

うなぎと梅干しの食べ合わせは良いという事がわかりましたが、状況次第で食あたりを起こす可能性はあると考えられます。
酸味が強い物や油っぽい物は胃腸に負担がかかります。
夏場に冷房の効いた部屋で冷たい物ばかり食べていると胃腸が弱りますよね。
そんな胃腸が弱った時に脂っぽい鰻と酸っぱい梅干しをたくさん食べるとお腹を壊す事もあるでしょう。
うなぎと梅干しの食べ合わせは体調次第で悪くなる事もあるのでご注意ください。

うなぎと梅干しの食べ合わせが悪いと言われるのはなぜ?

うなぎと梅干しは食べ合わせは悪いというのは迷信だという事がわかりました。
しかし何故このような話が広まったのでしょうか?
一体いつから食べ合わせが悪いと言われていたのでしょうか?
それについても調べてみました。

うなぎと梅干しの食べ合わせの迷信の謎

この「うなぎと梅干しは食べ合わせが悪い説」ですが、江戸時代中期にはすでにあったようです。

1838年(天保9年)に栗本 丹洲(くりもと たんしゅう)という医者が書いた『皇和魚譜(こうわぎょふ)』というお魚図鑑に「この食べ合わせが悪いって事はみんな知ってる」というような事が書かれています。
もちろん当時も食べ合わせが悪い事についての医学的根拠はありません。

それでは何故このように食べ合わせが悪いと言われるようになったのでしょうか?

これには諸説ありますが、食欲増進効果のある梅干しと一緒にうなぎを食べると健康被害があると言ってうなぎの食べ過ぎを防ぐためであったと考えられています。

まず、うなぎは今も昔も値段が高いですので、梅干し効果で食が進んで高級品を食べ過ぎて家計を圧迫しないようにするため。
そして食が進む事で食べ過ぎてしまい、消化不良を起こすのを防ぐため。
こういった考えから来たのではないかと言われています。

さらには梅の酸っぱさでうなぎが傷んでいる事に気付けず食中毒になってしまうから!という話もあります。
それを言ったら寿司はどうなんだ…と思いますが、それはさておき。

天保年間には既にうなぎと梅干しの食い合わせが悪いと言われていましたが、それより時代をさかのぼってみると元々食い合わせが悪いと言われていたのは「うなぎと銀杏」でした。

江戸時代初期の1613年に曲直瀬 玄朔(まなせ げんさく)という医者が『日用食性』という本に「うなぎと銀杏の食べ合わせはとにかく危険!」と書いています。

もともと銀杏との食い合わせが悪いと言われていたのですが、時代が経つにつれ銀杏が梅干しになったという事です。
この銀杏もこれといった根拠もなく食べ合わせが悪いと言われていたようです。
今では鰻と銀杏の茶碗蒸しとかありますしね。


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うなぎと食べ合わせが悪いものは?

うなぎは梅干しの他にも食べ合わせが悪いと言われるものがあります。
あまり有名ではありませんが、それはスイカです。
スイカもうなぎと食べ合わせが悪いと言われます。

こちらはどうなのかというと、やはり迷信。
これといった根拠はありません。

ですが、こちらは梅干しに比べて実際にお腹を壊した人がいる可能性が高い食い合わせです。

というのも、天ぷらとスイカの食べ合わせが悪いのと同じように、脂っぽいうなぎと冷たくて水分の多いスイカを一緒に食べる事で消化不良を起こす可能性があるからです。
もちろんこの食べ合わせも体調や食べる量によりますので、その時の胃腸の具合や食べ過ぎに注意して食べれば大丈夫です。

最後に

うなぎと梅干しが食べ合わせが悪いというのは迷信で、むしろ相性がいい食べ方である事がわかりました。
そしてスイカについても迷信ですが、水と油の組み合わせとなるので食べ過ぎるとお腹を壊す可能性もあります。
両方とも昔から根拠がないまま言い伝えられてきた事です。
食べ合わせについては気にしなくて大丈夫ですが、食べ過ぎには注意してくださいね。

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